酸素の話(part2)

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酸素の話(part2)

今日は酸素の話(part2)をやります。

前回の酸素発生反応(part1)
ズバリ「保健室で傷口に消毒液を塗る反応」で覚えておくべき反応でしたね。

ではもう実験室で酸素を発生させるもうひとつの反応はどういう反応か、というと、

こんなところで見られる反応です。

化学ゴロ

そう、マッチの発火ですね。

では、今回の主役の反応式さんに登場していただきましょう!

化学ゴロ

というわけで、今回の反応のカギとなる登場人物(正確には登場物質)は、

塩素酸カリウム 

二酸化マンガン

です。

このうち、二酸化マンガン触媒です(反応式には登場しません、いわば黒子です)。
反応式に登場するのは塩素酸カリウムのみというわけです。

ではマッチのどこに含まれるの?

というと、ココ!

化学ゴロ

さあ、もっと近づいてみましょう。

ココ!!

化学ゴロ

おお、大迫力(*゚Д゚*)!!

なんだかイチゴみたい。
(全然ちがうかな?∑(*゚ェ゚*))

マッチのこの頭の部分に、塩素酸カリウム二酸化マンガンが含まれているんですね。
それで酸素が発生することにより、炎が大きくなる。という仕組みになっています。

ちなみにこのコンビ、マッチに含まれるってことは、こんなところにも入ってます。

化学ゴロ

そう、花火の火薬の中!

覚えておきましょう!

著者情報

並木 陽児

並木 陽児
大学受験の化学を教えています。趣味は読書と野球観戦(ベイスターズファン)、カレー食べ歩き、子供の遊び場開拓。
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