フッ化水素とは

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フッ化水素とは

こんばんは

今日はハロゲン化合物の第一弾ということで、

フッ化水素について話して行きます。

化学式は、HF

Q1.常温での状態は?

A1. 気体 です

Q2. 水に溶けると何と呼ぶ?

A2. フッ化水素酸

Q3. それは何性?

A3. 弱酸性

これは重要ですね~。試験でもよく出ます!

Q4. じゃあその理由は?

A4. ・・・・( ̄Д ̄;;

ここが少し難しいところですね~

フッ化水素同士が水素結合するんですね。

こんな感じに(手書きでつたない図でごめん)

化学ゴロ

真ん中のH+と右のH+はとれないんです、
それは隣のFと水素結合してるから。
橋がかかってるようなイメージですね。

とれるのは左のH+のみ
だから弱酸性なんですねー

これが例えば塩化水素(HCl)ではどうでしょう?

こっちは水素結合を作らないので、H+が普通にポロポロと取れて行きます。
だから強酸性
という違いになるんですね~

水素結合の影響は、酸の強さ以外にも沸点の高さにも現れてきます。
フッ化水素塩化水素よりも沸点が高いんですね

ちなみに水素結合する元素は何があるか知ってます?

F , O , N

の3つですね。
覚え方は

ふぉんふぉんふぉーん ε=.ε=.ε===.

とエンジン音っぽく擬音語的に覚えるか、

②「ふおんな(不穏な)結合  Σ(゚Å゚) ・・なんかこわい

とちゃんとした(?)ゴロで覚えるか、
どちらでもいいですが、とにかくこの3つの元素はしっかり覚えておきましょう。

だいぶ話が長くなったんで、今日はこの辺にしましょう。

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著者情報

並木 陽児

並木 陽児
大学受験の化学を教えています。趣味は読書と野球観戦(ベイスターズファン)、カレー食べ歩き、子供の遊び場開拓。
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