【目標点別】センター物理を必ず得点するための勉強法
※ここで紹介するのは「物理」を受験する方の為の勉強法です。「物理基礎」は対象外です。あらかじめご了承ください。
「センター試験がせまってきたけど、センター物理はどうすれば高得点が取れるのだろう?」、「二次試験の物理の勉強はしてきたけどセンター物理では得点できるかな?」などという悩みはよくあります。こういった人に役に立つ勉強法を紹介します。効率のよい勉強をする事で確実にセンター物理で高得点をとりましょう。
1. 70点狙いの勉強法
70点は、物理があまり得意でない人、物理に時間がかけられない人にとっての一つの目標となる点数です。と言うのもセンター試験全体で70-75%くらいがボーダーラインの大学は中堅私立大学(日東駒専など)を中心に多いですし、そのために、センター物理で70点を取っておけば物理で足を引っ張られることがないからです。
受ける大学によってボーダーラインが異なりますが、70-75%くらいのボーダーラインの大学を受験する人で、物理が得意でない人や物理に時間がかけられない人はこの勉強法が最適といえます。
この勉強法のポイントは、できるだけ少ない参考書で知識ゼロから70点までもっていくことです。
センター物理ではさまざまな分野、難易度の問題が出題されますが、そんな中で基本問題と典型問題が繰り返し出題されています。この基本問題と典型問題を確実に取ることで70点を突破することを可能にしようとするのが、次に紹介する勉強法です。
1-1. 「橋元のはじめからていねいに」を通読し、ノートにまとめる。
<知識ゼロ→基礎知識獲得>
「橋元のはじめからていねいに」は多くの受験生から親しまれている初学者用の定番参考書です。特徴としては非常に基礎な部分から書かれているので「全くの」物理初学者でもはじめられます。無味乾燥な教科書を読むよりはるかに退屈せずに読み進められます。この本に書かれている事はこれからの受験勉強でのベースになるので全分野を読んでください。
ただ、中には読んでも頭に残らない人もいるでしょう。というか、物理で苦労している人はそのような人がほとんどじゃないでしょうか?
そういう人はどうすればよいか、というと、図と式を中心にノートにまとめましょう。文章はさすがに多すぎて挫折するので割愛してかまいません。図と式がメインであればそれほど面倒ではないはずです。
今から言うことだけは覚えておいてほしいのですが、物理が苦手な人が一番やってはいけない勉強法は「参考書をただただ一生懸命熟読すること」です。あなたはこれまでこの方法を繰り返した結果、苦しんでいるはずです。
正解はその逆です!物理の勉強で最も大切なことは、「手を動かす」ことなんです。一度しか言いませんが、このことはこれから先に書くことでも共通するので、よーく肝に銘じておいてください。
【目安の期間】1~3か月
1か月で1周を目標に進めましょう。遅くとも2か月で1周したいところです。全部で2周したら次のステップに進みましょう。
1-2. 「為近の物理基礎&物理 合格へ導く解法とルール」で解法をマスターする。
<基礎知識獲得→解法のマスター>
公式は覚えているのはずなのに、その使い方がわからなくてセンター試験レベルの問題になるとどうしてよいか全くわからない、という人は大勢いるはずです。そのような方には「為近の物理基礎&物理 合格へ導く解法とルール」がおすすめです。
特におすすめする理由は「物理の定義」の部分が非常に明快に説明されているという点です。この本も「橋元のはじめからていねいに」と同じく、全分野をマスターしてください。
具体的には、下記の4ステップです。
- まずは読む
- 公式の導入の部分をノートにまとめる(これが一番大事!)
- 公式導入が白紙に書けるかチェック(これも大事!)
- 例題を解く
例題で間違えた問題には×をつけ、1章ごとに解けるかをテストしましょう。
【目安の期間】1~3か月
こちらは2冊ありますので、1冊につき、1か月で1周終わらせることを目標にしましょう。
1-3. センター試験の過去問でアウトプットの練習+マーク式のテストに慣れる。
<解法のマスター→センター形式に慣れるまで>
1-2.「為近の物理基礎&物理 合格へ導く解法とルール」で実戦的な解き方をマスターする。までを終えたら、いよいよセンター試験の過去問を用いていままで勉強してきた解法をアウトプットする練習をしていきます。
センター物理特有の問題に慣れ、どの問題が解きやすく、どの問題は避けるべきかを実際に解きながら感覚をやしなってください。
以上が70点を狙う勉強法です。
1-4. 物理学習のお供は「フォトサイエンス 物理図録」
意外におろそかにしがちですが、物理を得意にする過程で物理現象をイメージすることはとても大切です。またセンター物理では図を選択させる問題もでますからなおさらイメージできる必要があります。
しかし上で述べた参考書ではイメージするという点では不十分です。それをこの本で補います。
使い方ですが、一通り勉強した「締め」に、図を眺めるような感じがよいです。通読する必要はありません。基本的には眺めるくらいにしておいて、自分がつまづいた問題を中心にこの本を見てイメージがふくらめば理解の糸口がつかめるでしょう。
たとえば、「波動の分野は波の重なりや定常波の腹や節がどのように生じて時間の経過とともにどのように変化していくのか」は数式だけではわかりにくいですが、この本の写真を見ればよくわかります。
百聞はまさに「一見にしかり」。書店にいって実際に見てみるか、早速アマゾンで注文してみましょう。
2. 90点狙いの勉強法
80点台~90点を狙う勉強法について伝授します。この記事を読んでいる最も多くの人にこの方法が当てはまるのではないでしょうか?
センター試験は高得点が要求されることが多く、その中で毎年全国平均点が安定しているセンター物理では高得点をとって他の科目を補完するという作戦が効果的です。
国公立大学であればセンター試験全体で70%はないと二次試験ではかなり厳しい戦いになりますし、大学によっては足切りされてしまいます。そんなセンター試験において高得点が狙える物理は確実に押さえるべきです。
ズバリ、90点を目標としてください。
ただ、90点を狙う場合は、基本問題と典型問題が解けるようになるだけでは不十分です。難しい問題を解くことが必要になってきます。
この勉強法のポイントは、70点を狙う勉強法にプラスαをして、90点に必要な難しい問題にも対応させている点です。
参考書・問題集も、二次試験にも通用するものが追加されています。この追加によって「あと数問」の得点奪取を可能にするわけです。もちろん勉強の負担はかなり増えていますが、そのまま二次試験の勉強に通じる形になっています。
2-1. 70点を目指すための勉強法と同様に「為近の物理基礎&物理 合格へ導く解法とルール」で実戦的な解き方までをマスターする。
具体的には「章末問題」にもチャレンジしましょう。(時間は気にしなくて大丈夫です。考えることが大切です!)
70点であろうと90点であろうと「物理の基本はマスターする」点では同じです。
2-2 .「物理のエッセンス」で実戦演習の数をこなす。
この本もおなじみの物理の問題集。標準的な問題が多く演習量をこなすにはちょうどよい一方で解説がやや少なめなので、いきなりチャレンジするには大変ですが、「為近のルール」で基本的な解法を身に着けた人にはちょうど良い問題集です。
解法のアウトプットの練習としてこの本を使用します。「物理のエッセンス」の全問題を、見て10秒以内に解法が思い浮かぶようになったら、センター物理攻略の基本はすべてマスターしたといってよいでしょう。
使い方は、時間が許せば3周するのが理想です。
具体的には、一周目では全問題をすべてこなし、その際に「できた問題で問題ない」場合には◎マーク、「できたが次もできるかあやしい」問題には○、「あと一歩でできた」問題には△をつけ、どうして最後までたどり着けなかったかを自分の言葉で明記します。
例えば計算ミスや問題文を読み落としたなど求められていたものと違うことを答えたなど、できなかった問題には×をつけて分類します。
二周目では◎以外の問題をこなしまた一周目と同様に問題の出来具合を分類します。三周目ではまた◎以外をこなします。三周目ですべて◎にできればよいが、できなかった場合は4周以降も繰り返します。
時間のない場合はA問題のみに絞って演習してください。この場合でも全て◎にすることを目指します。
すべて◎の状態になったときには、センター物理はもちろんのこと、二次試験でも十分戦える学力が身についているといってよいでしょう。
この段階でセンター試験で90点以上取れる人もいるでしょう。しかしセンター試験で確実に得点する為にはやはりセンター過去問は最後にこなしておきたいところです。
2-3. センター過去問およびマーク問題集でマーク式の問題に慣れる。
文字通り、センター形式の問題に慣れることで、今までやってきた物理の勉強を確実にセンター高得点に結びつけましょう。
「二次試験の勉強をしているのでセンターは余裕だ」と考えている人もここで冷静に「本当に」センター物理でどの程度取れるかをチェックしてください。具体的には過去問を1回分解いてみましょう。
ここでの目標は単にマーク形式に慣れるというだけでなく、物理ができるつもりになっているだけか、または本当にできるのかを判定するという意味もあります。
【Aタイプ:まだまだ】得点目安1~50点
問題を見てもどう解いてよいかわからない、もしくは問題の意味の理解に時間がかかる。
あなたはまだ物理的な考え方が身についていません。このような方は「為近~」に戻って基本を勉強しなおしましょう。
時間がない、急いでいる、などの人は歯がゆいかもしれませんが、演習の段階で解き方が分からない、問題の意味がわからない人の場合、「為近~」の基本事項が理解できていないと考えるのが妥当です。
その段階でいくら過去問をやったところで効率的ではないだけでなく、自信喪失につながるリスクさえあります。ひとまず退くのも勇気です。
【Bタイプ:もう少し】得点目安51~80点
解き方はわかるが計算ミスが多い、または時間がかかる。
あなたはズバリ、実戦力不足です。センター形式に慣れていないのも考えられますが、まずは物理の絶対的演習量が不足していると考えるのが妥当でしょう。この人は「物理のエッセンス」に戻って×、△がついた問題を中心に演習し直しましょう。
上のcheck point!も突破した人は80点以上を取る実力は十分ついています。このままセンター試験に望んでも構いませんが、次のメニューをこなすことでさらに90点台が見えてきます。
3. 100点を目指すための勉強法
正直なことを言えば、いかにセンター試験が基礎的だといっても満点を取るのは簡単ではありません。というのも満点をとるにはかなり細かい知識が必要になってくるからです。
実際のところ90点を越えたあたりから勉強量に対する得点アップのコストパフォーマンスが急激に落ちるので満点にこだわりすぎる必要はありません。ただ、100点を目指すくらいの気合いがないと90点台もとれないのも事実なので、100点を取るための方法をご紹介します。
2. 90点を狙う勉強法で述べた勉強、二次試験用の難問対策に加えて、河合出版から発行されているマーク式問題集を使って演習量を増やし、さらにセンター試験の予想問題が駿台や河合、Z会などから発売されているので、本番さながらに時間を測って自分でテストして下さい。
間違えた問題については、ノートに原因を書き記し、
「為近~」で基本知識が身についているかチェック→「エッセンス」で類題を探して解く
という流れで克服しましょう。
また、サブの参考書として「フォトサイエンス 物理図録」がおすすめです。
詳しくは、1-4. 物理学習のお供は「フォトサイエンス 物理図録」を見てください。
4. 大問別攻略法
次に大問別の攻略法を述べていきます。
4-1. 第1問 小問集合
序盤戦の第一問は小問集合です。この問題では基本的に力学、電磁気学、熱力学、波動すべての分野からまんべんなく出題されています。
問題数は約5問。一問だけ、知識問題が出題されるのもこの大問の特徴です。易しい問題がほとんどですから、解きながら調子を上げていきましょう。
制限時間は10分くらいを目安に解きましょう。
センター物理の特徴がよくでている問題です。身の回りの自然現象を高校物理で理解出来ているかを問う問題です。二次試験の勉強ばかりをしていると一瞬戸惑う人もいるかもしれませんが、これはすべて教科書に載っていることです。
こういった問題を短期間で効率的に押さえる為にも冒頭で紹介した「フォトサイエンス 物理図録」を目を通して、物理が生活のどのような現象と結びついているか、を理解・把握しておく必要があります。
4-2. 第2問 電磁気
第二問は電磁気です。特徴はスタンダードな電磁気の問題もありますが、二次試験では出題頻度が低い交流の問題がよく出ます。基本的な公式を使いこなせておれば難なく突破できると思います。
問題数は約4問、制限時間は10分くらいを目安に解きましょう。
加速器を題材とした基本問題です。この問題でも基本的な公式を駆使して瞬殺します。
速さvと半径rを求めて二つともが正しい選択肢を選ぶ問題なのですが、この問題の場合正解が①〜③であることが一瞬でわかります。
というのもvが登場するエネルギーは運動エネルギーで、 (1/2)mv2 です。とすると、④〜⑥ではエネルギーをmで割っていますがvが出てくるとしたらv2 の形になるはずで、v の形になることはあり得ないからです。いちいち計算するまでもなく①〜③まで絞ることができました。半径rのほうは公式から簡単に求める事ができるので答えは①と暗算でも出てきます。
4-3. 第3問 波動
波動は意外と鬼門で失点する人が多い単元です。
波の干渉で半波長の偶数倍なのか奇数倍なのかとか実験装置の仕組みをすばやく理解するのがポイントとなります。例年問題の難易度は低いですが、非常にケアレスミスが発生しやすい問題が多いので慎重に解いていってください。「フォトサイエンス物理」の学習効果が期待できます。
問題数は約4問、制限時間は12分くらいを目安に解きましょう。
波動の典型的問題です。
波の干渉の問題は非常によく出題されています。ここ数年の分析では「センター特有の」問題はみられませんでした。第3問に関しては、センター物理特有の対策は必要ないと思います。
この問題のポイントは「観測点での波の経路の差が」仕切り板が動いた距離の2倍になる」ということと「波が弱め合う時は距離の差が波長の半分の奇数倍」ということです。波の経路の差が問題なので、⑤から⑧に解答は絞られます。つぎにvTが波長を表していることに気付くと⑥が正しいとわかります。
4-4. 第4問 力学
第4問は力学です。やや複雑な実験装置が登場したり、数式が複雑なものが出てくることもあります。第3問同様に慎重に解いてください。物理の基本でありながら、以外と失点の多い分野なので注意してください。
問題数は約5問、制限時間は15分を目安に解きましょう。
この問題は一見複雑で、煩雑な計算を強いられそうな感じがしますが、実はそうではありません。この問題のポイントは、「選択肢の比較」です。
yの値は前の問題が解けていたらすぐにできて④〜⑥の3つに絞れます(各自過去問をやってみてください)。
一見ややこしそうなのはWの方です。ここで選択肢をみると、弾性定数らしきものが二つあり、k/2とkとがあります。ここでコツなのですが、センター物理ではややこしい数式を計算させることはまずなく、簡単に解ける方法があるはずだと考えてみます。
まず二つ目の項の (y-l) と (y-2l) とを比較すると (y-2l) が前の問題からの伸びであることに気づき、実質伸びているバネが上側のバネだけだと気づけば、弾性エネルギーの公式 (1/2)kx2 (x=バネの伸び)より、二つ目の項は (k/2)(y-2l)2 が伸ばした後の弾性エネルギーでこれが正しいとわかります。
次に、三つ目の項は k=k/2×2 で (l-h) が最初の二つのバネの伸びだと気付けば、二つのバネの弾性エネルギー和が k(l-h)2 なので、ほとんど計算せずに⑥が解答だとわかります。
このように選択肢に複雑な数式が出てきた場合はまず「選択肢の比較」をしながら数式の意味を考えると簡単に答えが出ることがセンター物理には多く、むやみに計算しないことがセンター物理攻略のコツの一つと言えます。
4-5. 第5問 熱力学
第五問は選択式であり、2015年度は熱力学でした。
温度と体積、圧力と体積の関係のグラフが登場する事が多く、グラフの読み取り力が問われることが多いです。
問題数は約3問、制限時間は7分を目安に解きましょう。
この問題もセンター物理でよくあるグラフの読み取り問題ですが、この問題のポイントは「分かりやすい選択肢から正解をしぼる」ことです。
まず一番分かりやすいのは、等温変化で「等温」なのだから温度が一定のオのグラフだとすぐわかります。
つぎに、定圧変化を考えます。気体の状態方程式pV=nRTからV=nRT/pとなるのでVとTが比例関係にあることがわかります。するとグラフで比例関係なのはウなので、断熱変化がよくわからなくても⑧が正解だとわかります。
センター物理は選択式なので完全にわからなくても、わかるものだけで正解が絞れることはよくあります。選択肢の吟味はよく練習しておくとよいでしょう。
4-6. 第6問 原子
2015年度の第6問は第5問との選択問題でした。出題範囲は原子からで、高校ではしっかりと教わることが少なく、二次試験でも扱われる頻度が少ないので第6問は自信のある人以外は避けるのがよいです。
問題数は約3問。制限時間は7分を目安に解きましょう。
ラザフォード散乱に関する問題です。
ポイントは「知っているかどうか」です。知らないと運まかせになります。
「フォトサイエンス 物理図録」を読み込んでいたら楽勝で解答できると思います。2秒くらいで解答できます。しかし原子物理は知識が勝負になることも多くセンター物理でも熱力学との選択ができ、二次試験での出題率が低いことを考えると、熱力学で勝負をかける方がコストパフォーマンスは高いと思います。
以上が各分野の注目問題の解説でした。
全体を通じて、70分弱で十分に解ききれます。ここで書いた制限時間を越えたらとりあえず次の問題に進むべきです。というのも、分からない小問を無理に解こうとして時間がかかり、後の方の解ける問題で落とす危険性があるからです。
5. 試験中のピンチの脱出方法
5-1. とりあえず飛ばして後で考える
問題集をやり、過去問をやっても、本番で行き詰まることはあります。
この時まず考えられるのは、焦りや自信過剰の為の問題の読み落としです。必要な情報を読み落としている為に解答にたどり着けない‥。よくあることです。
こういう時はまずはその問題は飛ばしましょう。センター試験の場合には単発問題が多く、その問題を捨てても他の問題に悪影響をおよぼさない事が多いので最悪落としてもよいと割り切ることです。
とにかく重要なのは最後まで解ききることです。5分くらい余らせて最後まで解ききることができれば、心の余裕が出て来るので、改めて問題を読み直すと意外に簡単に解く事ができることが多いです。
5-2. 数式の次元を考える
例えば、速さはkm/hであったり、m/sであったりしますが、要は (長さ)/(時間) です。
エネルギーは様々なものがありますが、(質量)×(速さ)2 、つまり (質量)×(長さ)2/(時間)2 です。エネルギーの和や差などでいき詰まったら、各項の次元が一致しているかをチェックすることでミスに速く気づく事ができます。
6. まとめ
かなりざっくりと駆け足で物理のセンター試験必勝法について書いてきました。
80点までは基礎の積み上げの結果と言えるでしょう。では、基礎を積み上げるにはどうしたらいいか?というと、「上記に紹介した参考書にある基本事項の説明を白紙に書けるか?」これに尽きます。
そして、次に解答・解説を読むときには「なぜこの式を使うんだろう?」と納得しているかを点検しながら進みましょう。そうすれば、80点まで行けるはずです。そして80点まで到達すれば、そこから100点も見えてきます!
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