メディカルスタッフの視点をどう生かすか?

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メディカルスタッフの視点をどう生かすか?

病院実習では、循環器、消化器、といった科をまわる

他にも看護実習やリハビリテーション部、薬剤部といった、

メディカルスタッフを中心とした部門もまわります。

昨今では、「チーム医療が大切!」

ということをメディアをはじめとして、

社会全体の風潮として言われます。

そしてもちろん、授業でもそう言われます。

でも実際「チーム医療」、という言葉が

一人歩きしているような気もして、

チーム医療とはなんぞや?

メディカルスタッフを理解するってどういうこと?

ということをずっと疑問に思ってきました。

ポリクリ(医学部高学年における病院実習)の目的としては、

そのようなメディカルスタッフの方々の仕事内容を理解することと書かれています。

でも、理解するだけで

よりよいチーム医療が達成されるのか?

ということにとても疑問を感じました。

私たち医学生がポリクリでメディカルスタッフの方の仕事を理解することはもちろん大切だと思います。

でも、もっと大切なのは、

理解をふまえ、

「じゃあ、医師としてどう意志決定をするか?」

というアウトプットこそ、

私たちがポリクリで考えるべきことなのではないか?

と感じました。

管理栄養士さんは

飲み込みがうまくできない患者さんに、

刻んだ料理や流動食を提供しています。

ふむふむ。

でも、

これを知っただけでは、現状は何も変わりません。

実際に刻み食、ドロドロの流動食を食べてみて

その風味や食感が失われるだけで、

どんなに味気がなくなってしまうか、

ということに愕然とし、

本当に、この人は流動食にしなければいけないのか?

流動食にして食欲が低下して栄養不足になりはしないか?

そこまで考えてオーダーの変更まで想いを巡らすことができたなら・・・

チーム医療はもっともっと、

真のチーム医療になっていくのではないでしょうか?

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toyoizumi
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