TOEICでハイスコアを得点するために重要なこととは?

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大学入試にも就職試験にも、昇進条件や転職活動にも、もはや必須の資格となっているTOEIC。

ある程度の慣れも必要になって来るのでいきなり高得点を期待するのは難しいと思いますが、年に10回実施されていますので、時間に余裕がある限り定期的に受け、いざスコアを提示する必要がある場面で、すぐに用意出来るようにしておくのが良いでしょう。

1.効力を発揮するスコアの目安

大学入試(高校からの推薦時など) 700点以上
就職試験(日系企業) 600点以上
就職試験(外資系企業)800点以上
昇進条件(日系企業) 650点以上
昇進条件(外資系企業) 850点以上
転職活動(日系企業) 700点以上
転職活動(外資系企業)900点以上

これはあくまでも、最低限持っていれば効力を発揮する点数ですが、もちろん900点以上あるに越した事はありませんので、最終的には900点以上を狙うつもりで目標を立て、地道にスコアアップを目指しましょう。

2. ハイスコアを得点する為のマストアイテム

では、ハイスコアを得点する為にやらなくてはならない事は何でしょうか。

2-1. 時間内に最後の問題まで到達しよう

大量の問題に解答する必要のあるTOEICでは、得点出来る問題を丁寧に確実に解答して行き最後の問題をやり残してしまうより、最後の問題まで到達する事を最優先にして全体をハイテンポで素早く解答して行く方が圧倒的に良いスコアを得点する事が出来ます。
几帳面で丁寧な日本人には、こういった浅く広く、的な雑な作業が苦手な方も多いと思いますが、このようなタスク処理の仕方も欧米文化、つまり英語力のうち、と割り切って是非身につけたいスキルです。

とはいっても、正答率が高ければ高いほど良いわけですから、スピード優先で進めて行きつつ、取れる問題を落とさない事も大切です。

2-2. 単語の意味より、品詞

ハイスコアが中々得点出来ない人の中には「わからない単語があると引っかかって先に進めない」と言う事が多々あるのではないでしょうか。

確かに、もう少し考えれば正解出来るかもしれない問題を諦めるのは勿体ない、と思ってしまう気持ちは痛いほどわかります。
ですが、およそ10000語の知識が必要なTOEICではどんなに英語がペラペラの人間でも知らない単語は毎回いくつか出て来ます。

日本語の新聞を読んでいてもたまに知らない単語が出て来る事があるのと同じです。
しかし日本語であれば、前後の文脈から内容が推察できるため敢えて気にせず読み飛ばす事が出来ますね。

是非その習性をTOEICでも実践しましょう。

知らない単語は調べない限り、頭でいくら考えてもわかりません。

その代わり、品詞を確実に見定めていれば、例えば空所補充問題であればその空欄にどの品詞が入るのかさえ判れば、選択肢からその品詞のものを選択するだけで意味が解らない単語でも正解が出来るのです。

もちろん中には、4択全てが同じ品詞の場合には意味を知っておく必要がありますが、それらの問題を落としても大したロスにはなりません。

それより、圧倒的に多い品詞で判別する問題で瞬時に正解を選び出せる技術を身につけた方が得です。

具体的には中学で習ったであろう5文型を、品詞を意識した上でもう一度しっかりと復習しましょう。

忘れてしまった人の為に、以下に分類を載せておきますのでご参照下さい。

第一文型 S+V (+修飾語)
第二文型 S+V+C (+修飾語) ※S=Cの関係が成り立つもの
第三文型 S+V+O (+修飾語)
第四文型 S+V+O+O (+修飾語)
第五文型 S+V+O+C (+修飾語) ※O=Cの関係が成り立つもの

S:主語(名詞)V:動詞(be動詞、一般動詞)
O:目的語(名詞)
C:補語(名詞または形容詞)

修飾語:①副詞一語 ②前置詞+名詞のセット ③不定詞の副詞的用法

※現在分詞、過去分詞は形容詞扱い

2-3. 問題は全て読まない

TOEICは、英語が話せる人は確実に高得点を取れますが、英語が話せない人でもコツさえわかれば高得点を取る事が出来る試験です。
ではそのコツは、と言うと、短文でも長文でも、正解を選ぶのに不必要な部分は読まない、という事なのです。

手間取らせる為に不必要な部分は必ず含まれているので、それを見破る技術を身に着ける事、それが文型をベースに解答して行く、という事なのです。

もっとも、中には全てに目を通さないと正解出来ない問題も無い訳ではありませんが、ほとんどは解答箇所の前後だけに注意すれば正解に辿り着ける問題です。

これが出来れば、1番で述べた時間の短縮に直結します。

では具体的にどうやるか、ですが、どんなタイプの問題(リスニングも含む)にも共通して言える事として、まずは「先に設問を読む」事です。

空所補充であれば「先に空所と選択肢を確認する」事です。そして、その設問の正解を得る為には何の情報が必要かを見定め、それだけを探しに行くのです。例えば道路工事の日程に関する設問であれば、案内文書の日時らしきものが書いてある箇所、また空所補充であれば前後の品詞からその空所に入るべき品詞が何なのか、という事です。

それでもわからなければ、まずは諦めて問題番号に印をつけておき、ひとまずどれか解答を選んで塗りつぶし、次の問題に進みます。

慣れてくるとかかる時間がどんどん短くなりますから、その時には印をつけておいたところに戻って考える時間も徐々に作れるようになるはずです。

3.まずは現在の得点の次の大台を目指そう

いくらハイスコアが欲しくても、900点取得するのは中々難しい事です。

英語が得意であっても、注意力や情報処理能力も同時に必要となって来ますから、そう簡単には得られません。
ですが努力し続ければ誰にでも、必ず900点を超えられる日が来ます。

現在の自分のレベルを見極めるために、まだ受けたことが無い人はまずは一度TOEICを受験してみましょう。

TOEICには英検のように合格・不合格がありませんので、必ず点は得られます。

始めは形式にも不慣れなので実力より少し低めのスコアが出てしまう可能性もありますが、最初はあまり気にする必要はありません。

それよりも、一回目の結果が出てからどのように目標設定していくのか、ということの方が大切です。

そこで、おおよそのスコア毎に、どんな目標設定をしたら良いのかを以下に書いておきます。

000~200点 中学基本単語の暗記と、中一レベルの英文法問題集を一冊終わらせる

200~400点 高校受験レベルの単語・熟語の暗記と、高校受験レベルの英文法問題集を一冊終わらせる

400~600点 大学受験基礎レベルの単語・熟語との暗記と、高校基礎レベルの英文法問題集を一冊ないしは二冊終わらせる

600~800点 大学受験難関レベルの単語・熟語の暗記と、大学受験レベルの英文法問題集を一冊~三冊終わらせる。その後TOEICの公式問題集を何年分かやる

800~900点 TOEICの公式問題集やその他のTOEIC対策本をやりつつ、英字新聞を読んだり、CNNを観たり、英語で映画を観たり極力生の英語に触れるようにする

上記は各段階で、最低限こなしておくと良い事です。

中には手間のかかる作業で面倒と思われるものもありますが、この中のどの段階を飛ばしても、それ以上のスコアを得点することは難しいでしょう。

ある程度英語の学習に時間をかけている人でも、点数が伸び悩んでいる場合は意外に上記のような基礎固めがおろそかになっている場合が多いです。

逆に、いったん基礎が固まってしまえばあとは慣れれば慣れる程スコアが上昇していくだけですので、ぜひ先に済ませてしまいましょう。

4.まとめ

現在、何故多くの進学や就職、昇進の際にTOEICスコア提示が求められるようになったかというと、TOEICのスコアがただ単に英語力のみならず、そのスコアまで辿りついた努力を証明するものとして、また、短時間で大量の問題をこなす情報処理能力や集中力があることを証明するものとしても、大いに効力を発揮している証拠ではないでしょうか。

そういう意味では、TOEICは英語資格試験であると同時に、大げさに言えばその人の人間としての総合的な能力を示す試験であるとも言えると思います。

これからの時代は、進学や就職と言った人生の大切なイベントの際に必ずと言って良い程TOEICのスコアが効力を発揮する事は間違いありません。

この記事を読んで下さっているのは主に大学受験を控えた高校生の皆さんだと思いますが、皆さんが無事第一志望校に合格する為には、受験科目の勉強だけでなくTOEICも出来るだけハイスコアを得点しておく方が有利ですから、是非とも時間に余裕のあるうちに頑張ってみて下さい。

著者情報

wakayama.yuki

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