学習成果は時間×効率!受験生が取り入れるべき時間術を解説!

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時間術、タイムマネジメントと聞いて受験生には関係ない言葉だと考える人は多いと思います。実際、筆者も受験生時代の高3、1浪の頃はタイムマネジメントだったり計画を立てたり、という作業が非常に苦手でした。

計画を立てる、というのは直観的にはすごく大変に思える作業に見えます。計画を立てない方が楽だという風に思う方がほとんどだと思います。ここは是非、“急がば回れ”の精神で行きましょう。

慣れてくると安定して受験勉強を前に進めることができるようになること、間違いなしです!

 1. なぜ計画は大事なのか?

まずは、発想の段階から行きましょう。実際にどうやって計画立てを行うかは次章以降で見ていくことにします。

 1.1 発想の転換

先にも述べたように、計画を立てるなんて面倒だ、億劫だと考える方がほとんどだと思います。実際、当時の私も本当に苦手でした

例えばこんな具合です。“計画なんて立ててもどうせ崩れるに決まっているし、計画なんて立てている暇があるなら勉強した方がいい。それより何より計画とか前もって決められた予定調和に縛られるのはまっぴらごめんだ!”とすら思っていました。

こうなってしまうと、往々にしてやることが行き当たりばったりになってしまい、どれぐらい勉強が捗るか、どれぐらいその日のやる気が続くか、日によりかなりムラが出てしまいます。

つまり、当時の私の例からいえることは、無計画であることは一種の博打のようなものだということです。

(まあそれでも自分の場合はなんとか無事志望校に合格できたので、タイムマネジメント能力のなさが命取りにならなかったのはよかったですが…今となってはかなり危ない橋を渡っていた実感があります。)

無計画であることは、脱線したりやる気が落ちてきたりと、勉強を進められなくなる確率リスクが高い割に、それに見合うだけのメリットがあるかと問われるとそうでもない、という状態になってしまうわけです。

 1.2 勉強の成果は時間×効率で生み出される

これはある意味、小学校のときに習った道のり=時間×速さ、の式そのものです。

学習成果を形作る要素を、時間と効率に分類して、それらを独立に高めていくことで成長スピードを加速度的に上げていくことができるでしょう(なんてったって2乗ですからね)。

 1.2.1 時間には限りがある

まず、受験勉強が他の勉強の部類と異なる点は、締め切りが明らかに明確であるということ。もう1年近くも前から、この大学のこの学部はこの日に試験を実施する、という事実は揺るぎないわけです。その日までに勉強内容を蓄えた上で、当日試験場でべストな答えを書いて来ないといけないわけです。

こんな至極当たり前のことからも、当日の試験場から逆算して、計画を立てようかな、という気になってきませんか?

また、受験生には次のような持ち時間が少ない人がいることでしょう。

大きく2パターンに分けられます。

まずは、物理的に時間が足りない人。たとえばかなり後半まで部活に忙しい(忙しかった)高3生。場合によっては秋の大会まで部活に残っていたという方もいるのではないでしょうか。

こういった人たちの中にも、部活から切り替えて一気に受験勉強を進め、大成功を収める人を何人も目撃してきました。少ない持ち時間を生かすには、やはり計画をどう立てるかが重要になることは間違いありません。

もう1パターンは、浪人生をはじめとする時間が有り余っていると錯覚している人たち

この錯覚は結構怖いです

簡単に例えるなら、夏休みの宿題がいい例です。あれだけ時間が有り余っていると当初考えていたのに、終盤になってから徹夜でやる羽目になったという経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

浪人生がそういった錯覚を起こすと、年単位でこれに近い現象が起きてしまいます。宿題が終わらないなら先生に全力で謝って期限を延ばしてもらうなどして何とかなるかもしれませんが、受験は待ったなし、年に一度切りです。

1.2.2 エネルギーには限りがある

受験勉強の間には、当然進み具合に波が出てくることもあることでしょう。やる気がなくなってしまうことも多々あるはず。

ここで大事なことは、疲労だったり無気力だったりというステータスに入る“確率を(計画の力で)下げる”ということです。

そういった状態に近付けていく秘訣は、意思決定の回数を減らすことです。

ちょっと意識して暮らしてみるとわかってくることなのですが、無計画でいると、いろんなことをいちいち決定しなければならない。そこで実は結構なエネルギーを消耗している、ということです。

例えば、今日は何の教科をやるか、どの分野をどれくらいの時間掛けるか。これは志望校によってもだいぶ左右される項目です。これを誤ってしまってはいくら勉強時間を費やしても伸びは鈍くなってしまいますし、そういった日々の選択が受験勉強においてかなり重要な選択の部類に入ることは間違いないでしょう。そして、こういった重要な選択では、得てしてそれ相応のエネルギーを要するものなのです。

そんな重要な選択を、もし数時間おきに繰り返していたら、と落ち着いて考えてみてください。気力が続けばいいです。実際、気力が続く日は無いかと言えばあるにはあるでしょう。ただし、ここで大事なことは、全ての日において、気力が続かなくなる確率を下げること。脱線してやる気が出なくなってしまうリスクは非常に大きいです。

つまり、計画と実行をあらかじめ分離しておけば、各分野の勉強をシームレスに行えるようになり、効率がすごく良くなることが期待できます。

 2. 短期的計画の立て方

具体的な話題ですが、もちろんこれが難しい。
ここが簡単に出来てしまったらみんな苦労しませんよね。

みんなやるべきことは十人十色ですし、画一的な答えはありませんが、こうしたら個々人にとって最適な計画が立てられるんじゃないかというヒントを載せていきます。

2.1 時間には限りがある

受験勉強において、やはり時間は有限です。時間度外視の勉強というのはそもそもありえないわけです。ここで大事になることは次の3点:

①今日やることを限定的にする。

②外から飛び込んできた情報に、飛びつかない。

③脱完璧主義、そのタスクに100点は必要か?

です。順に解説していきましょう。

①今日やることを限定的にする。

まずは、1日の計画で立てる上で、一番大事なのは、なんでもかんでもやろうとしないことです。これは、十分実行可能な計画を立てよ、とも言い換えられますね。

例えば、人それぞれ、大体受験勉強は1日何時間までならやれるか、というのがわかっていると思います。そういった自分の特性を理解して、実行可能な計画を、コンスタントにこなしていく、ということが受験勉強を乗り切るうえで非常に重要になってきます。

②外から飛び込んできた情報に、飛びつかない。

また、外部から降ってくる情報に飛びつかないようにしましょう。

例えば、メール、SNS、こういった種の脱線はシンプルながら、かなり危険です。何か目新しい情報があっても、いったん置いておいて、計画を立て直すときにきちんと考えてみた方が効率が良いことが多いです。

或いは、勉強でも脱線の危険性はあるでしょう。

例えば、何らかの授業で気になる事項が増えた、とか、問題集で間違っていた箇所を参考書で見直していたら深入りし過ぎてしまった、などがいい例です。そういったものも、飛びつかずに一旦あと回しにして、次の計画に組み入れた方が無難です。

③脱完璧主義、そのタスクに100点は必要か?

先ほどの深入り、という情報にも関連しますが、完璧主義とは恐ろしいものです。

“完璧主義”とは時間を度外視している最たる例で、なるべく避けたいものです。その細かな事項、細かな情報は長い受験勉強において、本当に必要なのか、ということを吟味していただきたいです。明らかに本筋から逸れた○○マニアになってしまってはちょっと考え物でしょう。

冷静になってみると思い当たる節はありませんか?

若しくは、明らかに難易度が高すぎる問題に必要以上に考えあぐねるのも困りものです。やる気維持の観点から見てもあまりお勧めは出来ません。

2.2 エネルギーには限りがある

2.2.1 仕組み化の意識

計画を立てるときには、なるべく勉強や、やるべき作業の“仕組み化”をするようにしてみましょう。ここがうまくいけば、2回目以降の作業の負荷を大きく下げることができます。

例えば、やるべき作業のリストアップであったり、この作業をするときはこういう手順でやろう!といった類いのもの、あとは毎朝のルーティン(例えば、本格的な勉強の前に、単語帳を15分やるといったもの)です。

初見の作業から、前にやったことある!へシフトできるとだいぶ勉強が楽に感じられるようになってくると思います。

2.2.2 目標を定量的に設定する

受験勉強では、最終目標が志望校合格、と具体的に定まっているもののそれに至るまでの道が非常に曖昧なものになってしまいがちです。

そこで、自分で目標を定めてみてはいかがでしょうか。日単位でもいいでしょうし、週間や月間の集計でもいいでしょう。その際、なるべく自分だけで結果が制御できるものの方がいいです。

例えば、この問題集をここまで終わらせる、何ページ分進める、という量に関するものであったり、或いは模試や過去問の出来に関するものでもいいでしょう。その場合は、模試であったら偏差値、過去問であったら○年分の平均値、など各テストにおける難易度のバラツキの効果をなくすように集計した方が良いでしょう。

外的要因を排除して、なるべく言い訳ができないように追い込めると吉です。

2.2.3 うまい休憩の取り方

長い受験勉強を続けていると、いくら計画があっても疲れてしまって勉強する気など起きない、という状況に多々陥ることがあるでしょう。大事なことは、この行き詰ったときに、どれだけ早く平常モードに復帰できるかということです。

大丈夫、多くの場合は疲れても正気を取り戻せばまた普通に勉強できるようになるはずです。それも、案外簡単な方法で復帰できたりします。

以下に思いつくものを列挙してみましょう。

飲み物を飲む。
なんでもいいでしょうが、集中力が落ちていた原因が案外水分補給を怠っていただけ、ということも結構あります。水を1杯飲むだけでも結構違うと思います。ジュースや炭酸飲料も結構ですが、飲み過ぎには気を付けて。若しくは好きな方はコーヒーもいいかもしれませんね。適切なタイミングで投入することで集中力を高めることができそうです。

身体を動かす。
人によって指すものは様々な程度あるでしょうが、ストレッチをする。筋トレをする。5分ウォーキングをする。5分ジョギングをする。もちろん5分以上やってもいいでしょう。

いったん視野を勉強から外す。
思い切って全然違うことをしてみましょう。日記を書く。若しくは日記が堅く感じるなら、SNSでつぶやくのもありですね。人としゃべる。音楽を聴く。好きな人は、外に出て好きな音楽を爆音で聞くというのもいいかもしれませんね。

3. 参考文献

・「仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則」マーク・フォースター著、青木 高夫 訳

・「レバレッジ時間術 ノーリスクハイリターンの成功原則」本田 直之 著

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