受験期のSNSなどとの付き合い方

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受験期におけるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やゲームなどの娯楽の類との付き合い方についてどうお考えでしょうか?

一般的には受験期には娯楽など言語道断!勉強漬けの毎日を過ごせ!というような人も多いでしょう。

しかし本当にそれでいいのでしょうか?

SNSやゲームといえば、時間の無駄、無意味、集中の妨げになる、などの悪いイメージがつきがちですし、実際その認識が間違っているとは言いません(というより半分正解です)。

しかし実際に大学に入ってみると、周りで受験期にSNSやゲームを完全にやめていた、という人は意外と少ないことがわかります。
もちろんやめていたという人も、元々やっていなかった人も少なく無いですが、一定数の人が受験期にもSNSやゲームをやっていたということがわかります。

つまりSNSやゲームをしていても受かる人は受かるということです。
では以下でSNSやゲームなどのメリットデメリットを見ていき、受験期にどう付き合えばいいのかを考えていきましょう。

1.SNSを使うことのデメリット

まずは、デメリットについて見ていきましょう。

時間の浪費

最初に考えられるのは、時間を食ってしまうということでしょう。LINEやTwitterなどのSNSは、他の人の反応が気になって、頻繁に確認してしまい、時間がたくさん取られてしまうという人も多いでしょう。

ゲームは一度始めるとやめ時を逃してしまい、いつまでもやめられないという経験をした人も多いでしょう。中毒性も高く、他にやるべきことがあるのについつい触ってしまいがちです。

集中力の低下

他には集中の妨げになることが挙げられるでしょう。勉強をしながら片手間にSNSやソーシャルゲームの類をぽちぽちやるというような経験をしたことのある人も多いでしょう。これをすると、結局どっちも集中できずに、なにも進まないということも多いでしょう。

例外こそあれ、ほとんどの人間にとって、マルチタスク(複数のことを同時に行うこと)は逆に効率が落ちることが知られています。当然ゲームと勉強を並行して効率的に行うなどということは難しいと言えます。

モチベーションへの影響

またTwitterなどに固有の問題ですが、他のレベルの高い受験生の投稿を見て、自己肯定感とやる気を失ってしまう、などということもあります。

Twitterには模試の結果を挙げる文化が割と浸透していて、その中には国内トップクラスの人も多いです。自分と比べる必要もないレベルの人と自分を比較してしまい、自信を失ってしまうということも考えられます。

2.SNSを使うことのメリット

ここまでデメリットを挙げてきましたが、一方でメリットもあるので見ていきましょう。

連絡手段の確保

まずこれは主にLINEなどの話になりますが、単純に無いと不便です。今のご時世どんな連絡にもLINEを使いますし、学年やクラスでの情報共有にもLINEを使うことが多いでしょう。当然LINEをやっていない人もいて、その人も生活できているので、無いならないでなんとかはなるのでしょうが、LINEの利便性に関しては誰もが疑わない事実でしょう。

また人によってはSNSでしか繋がっていない知り合いなどもいるでしょう。受験期にSNSから離れることで、そういう知り合いと疎遠になってしまうということも考えられます。

情報収集

また似たようなことにはなりますが、情報収集といった意味で、SNSは非常に優秀なツールです。同じような受験生が、受験にまつわる様々な情報を流しています。

上位の高校に通っているような人は、学校内で情報が得られるかもしれませんが、同級生よりも高いレベルの大学を目指す人は、情報戦の面で不利になりかねません。

その点SNSであれば、全国各地の志を同じくする受験生とつながることができ、どの塾のどの講座がいいとか、受験前にこういうことに注意すればいいとか、他の受験生の模試はどんな様子なのかなど、様々な情報を得ることができます。

リラックス効果

他にも息抜きになるという効果は捨て置けません。元々SNSやゲームが好きな人が、受験期に強引に離れると、そっちが気になってしまい、逆に勉強に集中できず、何も進まない、というようなことも起こりうるでしょう。適度な娯楽は、集中力向上の面で一概に悪いとは言えません。

3.SNSとの付き合い方

ここまで様々なメリットデメリットを見てきたわけですが、では実際にどう付き合ったら良いのかということを考えていきましょう。

身も蓋も無いのですが、最初に断っておくと、これは個人差があると言わざるを得ません。
無制限にやって失敗した人も、無理に禁じて失敗した人も、制限をして成功した人も、ほっておいても成功した人も、いろんな人を実際に見てきました。これは個人の性格と言わざるを得ません。

それを踏まえて、以下では複数のスタイルを提案したいと思います。合わないなと感じたら、別のスタイルを試すなどして、自分にあった付き合い方を見つけて、実践してみてください。

完全制限スタイル

これはその名の通り、娯楽の類を一切断ってしまうスタイルです。具体的にはスマホやゲーム機の類を全て触れないところに封印するなどします。元々スマホやゲームなどをやらない人は苦もなく行なっていることですし、悪くはありませんが、日常的にやっている人にとってはかなりの苦行だと思われます。

これは手の届くところにスマホなどがあればつい触ってしまい、もう他のことに手が付かない、といった人にオススメです。しかし、正直これをしないと他のことができないような状況は、依存症と言って差し支えないレベルであって、受験は関係なしに何らかの対策を講じた方が良いでしょう。

最近ではSNSやゲームの依存症なども病気として認められてきているので、然るべき機関に行けば、治療などを行えると思います。病的なレベルだと感じたら、家族などと相談し、専門の病院などに行くことも検討してみてください。

部分制限スタイル

完全に利用を断つのではなく、時間制限などを設けるスタイルです。個人的にはこれはオススメですし、実際に行う人は多いのでは無いでしょうか?

娯楽の時間を制限するタイプと、勉強時間を設定するタイプなどがあります。前者は、ゲームは一日1時間までなどと定めるもので、後者は、毎日一単元は進める、などと決めるものです。

前者も悪くは無いのですが、個人的には後者をお勧めします。これは必ず毎日勉強の成果が得られますし、早く終わらせてゲームをしたい、などとモチベーションアップにもつながるかもしれません。

適度な娯楽はいい息抜きになりますし、情報収集の観点でも、全く触らないというのはあまり得策とは言えないでしょう。

無制限スタイル

これは特に制限を加えないスタイルです。これが理想形ではあるのですが、実際には難しいかもしれません。このページをわざわざ読んでいる人にはあまり縁がないかもしれませんね。

これは元々節度を持ってSNSやゲームを利用できる人や、成績に十分余裕があって、そんなに勉強する必要がない人などにはいいと思います

4.まとめ

ここまで様々な娯楽との付き合い方を見てきましたがいかがでしたでしょうか?

面白いものはついやってしまうもので、なかなか自分で制限をかけるのは難しいかもしれませんが、一度なれると習慣というのはそうそう抜けないものなので、ぜひ最初に頑張ってみてください。家族や友人など他の人の協力を仰ぐのもいいでしょう。

身近な存在の良かれと思っての行動に、首を絞められるようなことも時にはあります。家族などに強引に制限とかをかけられて、それが自分の肌に合ってないと感じた場合は、自分にはどんなスタイルが合っているのか、それを説明して説得してみてください。

是非自分にあったスタイルで、受験勉強を頑張ってください。

著者情報

究進塾 編集局

究進塾 編集局
東京・池袋にある究進塾の編集局です。受験指導のプロが大学受験に役立つ情報をお届けしています。 大学受験対策コースはこちらからご覧いただけます。

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