聞き流しはダメ!苦手な人も得点できるIELTS Listening対策法

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音声情報が関わるリスニング試験は、多くの日本人が苦手な分野だと言われています。確かに、「文字として読めば分かるのに、ネイティブがすらすらと話すと全く頭に入らない」という悩みは、よく日本人学習者から聞きます。

しかしながら、IELTSリスニング試験を攻略するためには、単に耳を慣らすということだけでなく、記憶力や速読力、速記力、文法力や語彙力(スペリング含む)など、マルチタスクな能力が必要とされます。IELTSのリスニング試験に挑戦したことのある人なら、この分野が想像以上にマルチタスクであることはご存知かと思います。

複雑な能力が求められるからこそ、しっかり対策をして少しでも高いスコアを取れるよう、具体的な学習を進めていきましょう!

1. IELTSリスニング試験について知る

まずはIELTS試験の概要についてご説明します。

なお、IELTSにはアカデミック・モジュールジェネラル・モジュールの2種類がありますが、リスニング問題はどちらも共通しています。

IELTSのリスニング・セクションでは、一般的なテーマとアカデミックなテーマ、両方の出題があります。

[IELTSリスニング・セクション概要]

◆出題内容について
・出題は4つのセクションに分かれる(詳細は下表参照)

・それぞれのセクションに対して10問が出題される(合計40問)

・一番最初に短い例文が読まれ(試験問題には含まれず)、ここで音量などの確認をする

・話者はイギリス、オーストラリア人がメインではあるが、アメリカやカナダ、ニュージーランド、アイルランドなど様々なアクセントが使われている

・各セクション、それぞれ英文が読まれる前に20〜30秒の空白時間があり、この短時間を使って設問に目を通す(=preview)

・問題が読まれる時間は約30分、その後10分間、回答用紙に答えを書き写す時間が与えられる

・回答は、手書き(鉛筆)で回答用紙に書き込む

◆配点について
・各1点x 40問=40点満点→点数に応じて1〜9(0.5刻み)のバンドスコアが出される

・バンドスコアの目安については、5割正解(20点)で5.5前後と言われているが、その回の試験の難易度、全体の正解率などによって異なる

・主な得点ルール:スペルミス(読めない文字を含む)、指示に沿っていない場合(語数制限など)は得点なし。
イギリス英語とアメリカ英語のスペル違いについては、どちらも正解となる

【IELTSリスニング・セクションの構成】

セクション 内容
例題(音声チェック) ・短い例文が読まれ、音量などの確認をする
・試験問題とは関係ない
セクション1(6〜8分)
問題:10問
・1対1の会話
・一般的な内容(日常的・社会的な会話)
・例:電話応対、店頭での問い合わせ等
セクション2(6〜8分)
問題:10問
・1人のスピーカーによるモノローグ
・一般的な内容(日常的・社会的なテーマ)
・例:ツアーガイド、イベントの説明など
セクション3(6〜8分)
問題:10問
・通常3〜4人によるディスカッション
・アカデミックな内容
・例:学生同士、または講師を含むディスカッション
セクション4(6〜8分)
問題:10問
・1人のスピーカーによるレクチャー
・アカデミックな内容
・例:講義や講演など

2. リスニング対策法:レベル別学習法

この項では、現在の英語レベル別に、IELTSリスニングの対策法(レベル別おすすめ教材)をご紹介します。

この項に加え、全受験者に該当する受験時のコツやテスト・スキル、日々の学習法などを「3.リスニング対策法:全受験者に共通するアドバイス」でご案内しますので、併せてお読みください。

それでは、まずは自分が現在の英語力でどの程度のリスニング・スコアを取れるのか、レベルチェックテストに挑戦してみましょう。

2.1 IELTSリスニング:レベルチェックテスト

リスニング練習問題:
http://www.examenglish.com/IELTS/IELTS_listening_part1.htm
※ Part1〜4をやってみてください(合計40問。時間の目安:30分)

40問中何問正解できたか、得点した数字を以下のスコア換算サイトに入力し、バンドスコア(参考レベル)を確認してみましょう。

バンドスコアへの換算ページ (IELTS band score calculator)

[このサイトの使い方]

1. 自分がリスニングテスト(練習問題)で得点した点数を、以下のページの「Listening (out of 40)」の右のボックスに記入し、「Calculate Band Scores」をクリックします。

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2. すると、IELTS Bandの下に、バンドスコアの数字が表示されます(下図:20点得点→バンドスコア5.5の例)。

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※なお、これはあくまで参考スコア程度に捉えてください。実際のIELTS試験では、受験者全体の正答率などを見てスコアが判断されますので、同じ点数を取ったとしても、別々の試験では異なる結果(バンドスコア)が出ることになります。

あくまで目安ではありますが、
・5.5以上→中上級〜上級者向け(2.4)

・4.0〜5.0→初中級〜中級者向け(2.3)

・3.5以下→初心〜初級者向け(2.2)

の対策方法をご参照ください。

2.2 初心〜初級者向け(目安:IELTS3.5以下)

英語初心者の人がIELTSリスニング練習問題にトライすると、「音声のスピードについて行けず、内容を把握できないまま音声が流れて行ってしまった」という感想を持つと思います。特に後半のアカデミックな内容については、よけいに理解不能に感じることでしょう。

もちろん、話すスピードに慣れていないという面もあるのですが、そもそも読まれている内容に関して語彙の意味が分からないことで、耳から入った音声が意味を成さないような状態になるのです。

いくらたくさん聴いて耳を慣らしたとしても、聴き取った音声の意味が分からなければ正解にはつながりません。

会話の意味を正しく理解するためには、基本的な語彙はもちろん、否定や逆説などを表す文法なども押さえておく必要があります。

このようなレベルにいる学習者には、すぐにIELTSリスングの問題に取り組むよりも、まずは中学英語の学び直しを含め、基本語彙と基礎的な文法をしっかり復習することをお勧めします。
(英語学び直しについては、「英語初心者でも大丈夫!IELTS4.5〜5.0を確実に達成できる勉強法」の記事参照)

英語の学び直しに加え、リスニング力を養う教材(初級者向け)がありますので、ぜひ並行して取り組んでみて下さい。

この教材の特徴や使い方
・短い会話を中心に、初級者向けのリスニング問題を収録
・全24ユニットで、4つのユニット(テーマ別)が終了するごとに確認テストが提供されている
・テスト・スキルを身に付けられるよう工夫された構成
・ディクテーション(聴いた内容を書き留める練習)問題も豊富
・グループレッスン、自主学習用どちらにも使用可
(注:英国オックスフォード大学出版ですが、この教材はアメリカ英語を基本としています。)

※こちらのオフィシャルサイトから音声をダウンロードできます。
https://elt.oup.com/student/tacticsforlistening3e/level_0?cc=jp&selLanguage=ja

2.3 初中級〜中級者向け(目安:IELTS4.0-5.0程度)

総合的なリスニング力を付けるための教材として、以下のテキストは非常におすすめです。

この教材の特徴や使い方
・日常的・社会的なテーマの様々なリスニング問題を収録
・全24ユニットで、4つのユニット(テーマ別)が終了するごとに確認テストが提供されている
・テスト・スキルを身に付けられるよう工夫された構成
・ディクテーション(聴いた内容を書き留める練習)問題も豊富
・グループレッスン、自主学習用どちらにも使用可
(注:英国オックスフォード大学出版ですが、この教材はアメリカ英語を基本としています。)

※こちらのオフィシャルサイトから音声ファイルがダウンロードできます。
https://elt.oup.com/student/tacticsforlistening3e/level_1?cc=jp&selLanguage=ja

上記教材でリスニング試験に対応できるスキルを養うとともに、IELTSリスニングの練習問題にも取り組みましょう。

何と言っても公式のIELTS 過去問集は対策の基本です。

この教材の特徴や使い方
・1冊に4つの試験問題(4つのセクション全ての問題を含む)が含まれている
・リスニング・セクションに取り組んでみる
(1〜2回目は音声を止めながらじっくり聴いて解く)
・試験本番を意識して、本番通りの時間構成で問題に取り組む
(音声30分程度→回答用紙に答えを書き込む時間10分)
・毎回、答え合わせ後にスクリプトで全文を確認し、スクリプトを見ながら聴く→再度スクリプトを見ずに聴く、という練習をする。

Tactics for Listeningでリスニングのスキルを身につけながら、並行してIELTS練習問題(過去問題)に取り組んでいくことで、リスニング試験のコツをつかんでいくことができるでしょう。

2.4 中上級〜上級者向け(目安:IELTS5.5以上)

すでにリスニング・セクションの練習問題または過去に受けたIELTS試験(リスニング)で5.5以上取れている方は、IELTSリスニングの練習問題に多く取り組みながら、リスニング力を上げていきましょう。

何と言っても公式のIELTS 過去問集は対策の基本です。

この教材の特徴や使い方
・1冊に4つの試験問題(4つのセクション全ての問題を含む)が含まれている
・リスニング・セクションに取り組んでみる
(1〜2回目は音声を止めながらじっくり聴いて解く)
・試験本番を意識して、本番通りの時間構成で問題に取り組む
(音声30分程度→回答用紙に答えを書き込む時間10分)
・毎回、答え合わせ後にスクリプトで全文を確認し、スクリプトを見ながら聴く→再度スクリプトを見ずに聴く、という練習をする。

多くのリスニング過去問題・練習問題を解くことでIELTS独特のリスニング試験のコツを掴んでいきます。公式過去問集の11が終了したら、一つ前の10に取り組んでみても良いでしょう。

また、オンラインでも「IELTS listening free practice test」などと検索をかけると多くの無料練習問題が見つかりますので、購入した問題集以外にも追加して、多くの問題を解いていきましょう。

オンライン(無料)の練習問題については、以下のサイトは様々なテーマ別にIELTSに特化したリスニング練習問題が揃っており、非常にお勧めです。

http://ieltsliz.com/ielts-listening/
(このページをスクロールダウンして、「IELTS Listening Practice Lessons(下図)」の部分をご利用ください。)

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中上級以上のレベルのある方なら、IELTSリスニングの問題に取り組みながら、さらに次項「3.リスニング対策法:全受験者に共通するアドバイス」に取り上げるようなコツや練習法を取り入れることで、十分高いスコアを目指すことができると思います。

特に次項で挙げるノートテイキング・スキルに関しては、IELTSリスニングを見据えた対策として効果の高いものです。

ぜひ参照の上、実践してみてください。

3. リスニング対策法:全受験者に共通するアドバイス

上記のレベル別学習法に加え、受験時に気をつけるべきポイントやリスニング力向上のために心がけるべきことについてご案内します。

日々の学習に取り入れられること、また、試験対策の際に意識していただきたいことなどを挙げたいと思います。

3.1 IELTSリスニング・セクションの主な注意点

設問は必ず最初に目を通す(速読スキルの活用)
IELTSリスニング試験においては、英文が読まれる前に20〜30秒の空白時間があります。この時間を使って素早く設問を読むことが重要です。

問題に全て目を通せると、どんな質問がされていて、具体的にどんな情報に注意して聴けば良いのか、と言ったことが把握できます。ここでは、リーディング・スキルの速読力が活きてきます。

聴き取れない部分、意味が分からないところは気にせず進める
聴き逃したところを気にしてしまうとそこでつまずいて、その続きが頭に入らなくなってしまいます。聴き逃してしまった部分は諦め、次の内容にフォーカスできるようにしましょう。

ちなみに聴き逃した場合でも、その後の内容が聴き取れれば文脈から答えが推測できることもあります。

設問の指示を必ず守る(文法力も試される)
リスニング・セクションでは、回答の仕方としてONE WORD AND ONE NUMBERで回答するように指示されることがあります。この語数を守らないと不正解になります。

One number というのは、30, 1989、forty, fifty-twoなど、算用数字でも文字でもどちらでも構いません。前後の単語が複数形なのか単数形なのかも注意しましょう。

また、当然a や theなども1wordとして数えます。ただし、on-lineやup-to-dateなど、ハイフンでつながっている2単語については、1語として数えます。

なお、単に単語で回答すれば正解できる問題と、文章の穴埋めのように文脈に沿って文法的に正しい形で回答しなくては得点できないものとがあります。

どのような形で回答すべきなのか、設問をよく理解して答える必要があります。

スペルに自信のない単語は避ける
スペルミス(文字が読めない場合も含む)は得点になりませんので、十分注意が必要です。

リスニング試験とは言え、聴いて理解できても、正確に回答を書けなければ得点にはなりません。もちろん、スペルに自信がないからと言って繋げ文字や筆記体などで紛らわしい書き方をするのはNGです。

なお、スペルに自信がない場合でも、問題文中に出てきている単語なら、最後の回答を移す時間(10分間)を利用して確認ができます。

この時間はスペルチェックなど含め、有効に使いましょう。

回答を空欄にしないこと
間違えた回答に対して減点はありません

従って、特に選択式の設問については、回答が分からない場合でも何か記入するようにしましょう。

リスニング試験中に分からなかった回答についても、シートに記入する10分間の時間を使って答えを推測して書くことができます。

和訳しようとしないこと
当然のことながら、リスニング問題を解きながら頭の中で和訳することは非現実的です。

英語で聴いてそのまま英語で理解できる力(いわゆる英語脳)を付けることが大事です。この能力は日々の練習量に比例すると言っても良いでしょう。

また、単語を学ぶ際に和訳で暗記するのはNGです。

設問のキーワードにはアンダーラインを引き、聴きながらメモを取ること
IELTSリスニング試験の大きな特徴は、最後に与えられる10分を使って回答用紙に記入をすることです。

つまり、リスニング問題を解いている時は、回答の記入場所などに気を配らず問題に集中することができます。後でスペリングを見直したりすることも可能です。

リスニング問題解答中、及び音声が流れる前のプレビューの時間(20〜30秒)は、キーワードにアンダーラインを引き、効果的にメモを取れるようにしましょう

最後の10分では、メモをもとに回答を注意深く記入します。

3.2 リスニング試験対策へ向けて自分の改善点を知る〜あなたのリスニング対策効果をさらに上げる方法とは?〜

この項では、対策の効果を上げるためにご自分の改善点を把握するための方法をご紹介します。

IELTS試験の過去問を活用した40分程度のエクササイズを行ってみることで、あなた自身がなぜ得点できないのかの原因(以下①〜③がわかります。

リスニング試験が苦手な原因
①英語力はあるのに、テスト・スキルが身についていない
②語彙力はあっても、耳で聞くと理解できない(耳の訓練が必要)
③そもそも問題内容に対して語彙力・基本的な英語力が足らない

それでは、以下の説明に沿って、あなた自身のリスニングの弱点・改善点をチェックしましょう。

[リスニング対策へ向けて−自分の改善点を知る方法]

・IELTSのリスニング試験問題(過去問や問題集から)の音声を聴く

・その際、セクションごとに音声を止めて、じっくり聴く
(聴くのは1回だけ)

・各セクションそれぞれ、聴いた内容について要約(5W1Hなど)を書き出してみる
(聴き取れた内容だけでも書き出す)

・問題集の回答のスクリプトを読んで、自分の要約文を比較する

①要約文とスクリプトがかなり近い内容になっている場合
→十分な英語力とリスニング力を備えています。

この場合はテスト・スキルを身につけることで正解率がぐんと上がるでしょう。

例として、問題の素早いプレビュー(速読)、効果的なノートテイキング(アンダーラインやメモ)、正確な回答方法の理解など、受験上のコツやスキルを理解し練習を繰り返すことで得点アップが望めます。

◇問題集の徹底活用
◇「3.1 IELTSリスニング・セクションの主な注意点」参照
◇「3.3 リスニング力を上げるために日々できる対策−ノートテイキング・スキルについて」参照

②要約文では間違いやたくさん抜けている単語などがあるが、スクリプトを読んでみるとしっくりと内容が理解できる場合
(「なんだ、こう言っていたのか」と読んで初めて気づくというパターン)
語彙力はあるのに、それを耳で聴いて把握できていないようです。

そのため、キーワードとなるような単語が聴き取れず、内容が理解できていません。

単語や文章の正確な発音を理解するための発声練習のほか、たくさん英語を聴いて音声情報で理解できるような訓練をしましょう。

◇「3.3 リスニング力を上げるために日々できる対策−シャドーイング練習」参照
◇ Podcastなどを利用し、すき間時間をつかってとにかく聴く

IELTS受験対策におすすめのPodcastやウェブ音声教材(無料)
BBC 6 Minute English Podcast(中程度〜)
※過去の配信内容もこちらからダウンロードできます。
・ BBC Global News Podcast(中級程度〜)
・ English News NHK World Podcast(中級程度〜)
・ めざまし英会話Podcast(初心〜初級者にもおすすめ)
News in Levels(初級〜上級までレベル別コンテンツ)

③要約文もあまり書けなかったが、スクリプトを読んでもよく意味がわからない場合
→そもそもキーワードとなる単語の意味もわからず、基本的な英語力が足りていないと思われます。

基本的な語彙力と文法力を身につけることから始めましょう。

◇「2.2 初心〜初級者向け(目安:IELTS3.5以下)」参照
◇セクション1、2の一般的な内容は理解できたが、セクション3、4のアカデミックな部分が理解できなかった場合は、アカデミック・ヴォキャブラリー対策を
(→次回IELTSの単語学習法について掲載予定です。)

いかがですか?筆者もよく「英語を聞いて理解することが特に苦手。耳がネイティブの英語に慣れていないから…」と言った意見を耳にします。ただ、IELTSのようなリスニング試験においては、人それぞれ “聴き取れない理由” が異なってくるのです。

以上のような簡単なテストを自分で行ってみて、まずは自分自身がなぜリスニング試験で得点できないのかを把握してみましょう。

弱点補強を意識することでリスニング対策の効果も上がります。

3.3 リスニング力を上げるために日々取り組める訓練

ここでは、リスニング試験で得点できるようになるための訓練法をご紹介します。

よく「リスニング力を上げるためには、とにかくたくさん聞こう」というアドバイスを見聞きしますが、これには一理はあるものの、試験対策としては十分ではありません。

特に、聞き流すだけで英語力向上を目指すというのは、具体的なゴール(スケジュールやスコアなどの目標)が無い人なら良いですが、限られた時間でスコア対策をする人には不十分です。たくさん聞くのは良いですが、加えて具体的なスキルを身につける対策をしましょう。

先にご紹介したレベル別学習法に加え、自分自身のレベルにあったやり方でぜひ実践してみてください。

[ノートテイキング・スキル]

前述の通り、IELTSリスニング試験攻略のためには、効果的なノートテイキングが要となります。

設問を読み込む際に素早くキーワードにアンダーラインを引いたり、聴きながらキーワードをメモしていくスキルなどがこれに当たります。

こうしたノートテイキングのスキルはリスニング試験対策としては非常に重要ですが、多くの場合この練習に十分時間が割かれていなかったり、重要性が理解されていなかったりします。

ノートテイキングの練習法(例)

・短めの文章に素早く目を通し、キーワードに下線を引く練習
(単語を丸で囲んでも可)

・英文を聴いて、キーワードを書き留める練習
(特に数字の情報や固有名詞などに注意)

・英文を聴きながらスクリプトを目で追い、キーワード(スクリプト上)に下線を引く練習

・ディクテーション(聴いて書く・穴埋めする)問題などを活用して、聴いた情報を書き取る練習

・単語ではなく記号を使ってメモを取る練習
(例:Yes/Noではなく◯×、順序を示す際に1,2..と数字を使ったり、→で示すなど)

なお、リスニング力とともに具体的なノートテイキングのスキルを磨くことのできる教材がありますので、以下にご紹介します。

※ Level 1:中級、Level2:中上級、Level3:上級

ノートテイキング・スキルはリスニング試験の攻略法として重要なだけでなく、留学先で講義などを聴く際にも必要なスキルです。

ぜひ分かりやすく効率良いノートテイキングの方法を身に付けて、留学先でも活用してください。

[シャドーイング]

聴いて理解するためには、文字と音声情報がしっかりリンクできていることが必要です。

意外かもしれませんが、リスニング力を上げるためには発音・発生練習をすることが効果的だと言われています。そこで、スピーキング対策の記事でご紹介したシャドーイングの練習は、リスニング力も上げる訓練としておすすめです。

シャドーイングとは、英文の音声を聴きながら自分も少し遅れて同じ文章を発生する練習です。

具体的な練習方法については、「Part1〜3全てをモノにする!IELTSスピーキング必勝法」の記事の「3.2 発音訓練のためのシャドーイング練習」の項をご参照ください。

日々のシャドーイング練習は、必ずやスピーキングとリスニング力の向上につながりますよ。

4. まとめ

今回はIELTSリスニング試験の攻略法として、リスニング・セクションの概要、受験時の注意点、レベル別の学習法(おすすめ教材)などに加え、リスニング力を上げるための具体的なスキルやその習得法について、様々な角度からご案内しました。

IELTSリスニング試験は、単に聴き取れれば得点できる内容ではなく、問題文を素早く読むための速読スキルや、正確に回答するためのスペリングや文法の知識、効果的にメモを取るノートテイキング・スキルなど、多様な英語力とテクニックが関わってくる分野です。

単にたくさん聞き流しをすれば良いということではなく、きちんと得点につながるリスニング練習を心がけましょう。

テクニックを学び練習することで、確実にリスニング試験の得点アップにつながるはずです。

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