受験勉強本番!効果的に得点するための過去問演習方法とは?

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受験勉強もいよいよ本番。これまで培った実力をもとに、過去問演習を進めていく受験生も多いでしょう。

しかし、やみくもに過去問を解いていっても、効果的に実力がつくとは限りません。
過去問には、効果的に力を身に着けるための勉強法があります。

本記事では、学習の効果を最大化させる過去問の解き方についてお伝えします。

1. 自分の実力をチェックする

過去問演習をしても、なかなか実力がつかない・点数が伸び悩む…という悩みを抱える受験生は少なくありません。

そういう受験生に共通しているのは、自分にあった勉強法を見つけられていない、ということです。それがわからなければ実力を伸ばすことは難しくなります。

自分の学力を知る

それでは、過去問演習にむけて、まず一番にやるべきことはなんでしょうか?

それは、あなたが過去問演習に取り掛かるだけの学力があるかどうかをチェックすることです。

そもそも過去問演習のねらいは、これまでの勉強で培った知識を実際にどう運用し、どう実践にうつすのかということを、学び知ることです。

ですが、まだ十分な知識がないにもかかわらず闇雲に過去問を解こうとしても、あまり得るものは期待できません。

たとえば、センターで6割がやっとという学生が、その時点で、東大の過去問を頑張って解いたとしてもわからないことだらけで、どの知識が重要なのかを見抜くことができないでしょう。

そのため、重要なことは、今自分の学力がどのくらいあり、その学力を使ってどのランクの過去問に挑戦できるのか、ということを知ることなのです。

あなたに合ったレベルの過去問からはじめる

自分の実力にあった過去問を解くことは重要ですが、実はここにも注意点があります。

さきほど言った様に、あまりに高いレベルの過去問を解いても、ポイントを見極めることができず、効果は低下してしまいます。
しかし、自分の実力からしてあまりに簡単な過去問を解いても、最大限の効果を発揮できないのです。

もちろん、ほとんど100点をとれる、楽勝の問題を解いたところで、新しい知識を獲得できないというのは、言うまでもないことです。

しかし、そこまで簡単なものでなくても、たとえば、8割方は解けるが、いつも必ず1〜2割を落とすような過去問を解いても、実はあまり望ましくないのです。

そこで、筆者がお勧めするのは正答率6〜7割の過去問です。

たとえば、ある過去問を解いて、10問の間違いがあったとしましょう。
大体の場合は、3〜4問は、ケアレスミスか、よく考えればわかる問題だったりします。そして、残りの7〜6問が、本当に知らない問題や、思いつかなかった解答である、ということになります。

そして、この様に、「よく考えればわかる」問題と、「まったく新しい知識」とがバランスよく配分されている過去問、これが、自分のレベルにあった過去問なのです。

一方、よく考えればわかる問題を失点することで、自分の頭に眠っている知識をどうやって使えばいいのか、その使い方についての経験的な知識を体で覚えることができます。

また、まったく知らない問題を通じて、これから頭に蓄積する、新たな知識を獲得することができるのです。

このどちらかに偏ってしまうと、過去問演習の狙いを十分に達成することは難しくなってしまいます。

つまり、簡単すぎる過去問の場合、大概は「思い出せば解ける」ミスに偏ってしまい、新たな知識の獲得がはかどらないので、あまり都合がよくないというわけです。

2. 過去問の選び方

次に、過去問の選びかたについても、ある程度コツがあります。

一般に、第一志望の過去問は、「最新年度を直前に残しておく」ということが、よく言われています。

この方法をとる理由は、受験直前期に、年の過去問の出来ばえから自分の力をチェックするということです。

しかし、この方法が当てはまるのは、受験直前期まで志望校が決まっていなかったり、悩んでいたりする場合に限られると考えられます。

なぜなら、早期にこれだ!という志望校が決まっている場合には、直前に過去問を解いても、あまり意味がないからです。
もし出来が悪ければ自信を失うだけですし、出来が良くても、いまさら志望校のランクを上げることにはならないので、あまり利益があるとは思えませんよね。

そのため、志望校が早いうちに決まっているのであれば、前年度の問題も早い段階で解いてしまって問題ありません。

むしろ、早い段階で前年度の傾向を押さえておくことは、勉強の効率化の面できわめて重要です。
目安として最近3年分くらいの過去問は、できるだけはやいうちに解いておくというのが、傾向をつかみ、自分に必要な学習内容を把握する上で肝心なことです。

このことは、第一志望でも第二志望でも、基本的には同じことです。

3. 過去問の活かし方

それでは、実際の学習の場面で、過去問はどのように活用するべきなのでしょうか。
ここでは、そもそも過去問演習の目的を絞っておくことが肝心です。

もちろん、過去問を解くことには、自分の合格率を実感したり、実力をチェックすることなど、さまざまな目的があります。
しかし、もっとも重要な目的は、〈自分に必要な学習内容を把握する〉ということだけです。

志望校の合格のために、自分にいま何が足りなくて、何が十分なのか。
これを知ることで、受験勉強の効率化をはかる、というのが、過去問演習の最大のねらいであるはずです。

たとえば、センター試験では、何年かごとに問題の傾向というものがあります。
英語の試験で数年前には頻繁に出題されていた文挿入問題(3〜4行ほどからなる短いパッセージがあって、このうちどの行とどの行の間に与えられた一文が挿入されるか、を問う問題形式)は、今ではあまりお目にかかりません。

英語で言えば、空所補充問題や正誤判定問題や並べ替え問題など、さまざまな出題形式があり、これらひとつひとつに対して、解き慣れるということはそれなりに重要です。

しかし、最近数年に出題されなくなったような形式については、当然最近出題されている形式にくらべて、反復練習の優先順位がさがるはずです。

このように、出題傾向を押さえた上で、自分に必要なトレーニングを適切に選択し、これに時間を割くということ、これが受験勉強の効率化のためには必須です。

まとめ

以上、過去問演習の効果的な実践方法について解説しました。
それでは、振り返って要点をまとめてみましょう。

1/ 過去問は自分の実力よりも少しだけ高めの水準を狙う。
過去問が6~7割解けるようになった時が頃合い。

2/ 過去問は、志望学部の最近のものを優先して解く。
直前に残しておく必要はあまりない。

3/ 過去問演習の目的はブレないように。
あくまで、自分に必要な学習内容の把握のために役立てる。

この記事を参考に、過去問演習を経て、受験勉強の効率化をすすめていきましょう。

著者情報

究進塾 編集局

究進塾 編集局
東京・池袋にある究進塾の編集局です。受験指導のプロが大学受験に役立つ情報をお届けしています。 大学受験対策コースはこちらからご覧いただけます。

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