英語初心者でも大丈夫! IELTS4.5〜5.0を絶対に達成できる勉強法

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イギリスやオーストラリアの大学や高等教育機関を目指す方々で、IELTS4.5〜5.0が必要という方は多いと思います。大学の場合は通常1年間の留学準備コース(foundation course)を経て1年生に入学するという形態が一般的ですが、その準備コースへの入学基準がIELTS4.5〜5.0となっているケースが多いです。また、専門学校など職業訓練のための高等教育機関においては、一部コースで5.0から入学を許可しています。

高校の先生はIELTSについてよく分からない、塾や英会話学校でもIELTSを教えてくれる講師が見つからない、ということで、対策に困っている人も多いのではないでしょうか。そんな方々のために、数々の受験者を指導してきた筆者より、4.5〜5.0を目指すために最適の学習法をお教えします。

なお、この学習法は概ね英語力「初級程度」の方々を対象としています。中〜上級の方でもっと高いスコアを目指している方は、「IELTS5.5〜6.0」または「IELTS7.0対策法」をご参照ください。

1、 まず最初に:レベルの把握

ここでいうレベルの把握とは、「自分自身の現在のレベルを把握すること」、「目標スコアのレベル(=難易度)はどのくらいなのか把握すること」両方の意味があります。この2つを知ることで、目標スコアに対してどのくらい自分の英語力が足りていないのかということを知ることができます。

1.1 IELTS4.5〜5.0の難易度とは?

一般には「英検2級=IELTS4.0〜5.0」と言われています。従って、もしこれを読んでいるあなたが既に英検準1級を取得しているようなら、まずは近い日程で試験を申し込んでも良いかもしれません。その場合は、以下にご案内する対策法の「学習のステップ3」のみを、直前対策として参考にしてみてください。

ちなみに、目安として
・ 英検2級 → 高校英語修了レベル
・ 英検3級 → 中学英語修了レベル

となっています。実際のところは、世間の中高生で、3年間の英語の授業できちんとこのレベルに達することができる生徒は3割前後だと言われています。従って、理論上、IELT4.5相当以上のレベルを有する生徒は、上位3割未満(高校修了時点)といったところです。

このIELTS4.5〜5.0というのは、「高校英語をきちんと理解し、活用できる」というレベルに相当します。高校の英語の成績がそれほど良くなかった方にとっては、4.5以上は少々難関です。また、高校英語からしばらくブランクのある社会人などでは、忘れてしまっている部分も多く、学び直しが必要なことがあります。

1.2 自分自身の現在のレベルを把握する

どのスコアを目指す場合も、学習戦略の一番始めは、自分自身のレベルを知ることからです。前述の通り、IETLS4.5〜5.0は英検2級の範囲内(上のほうのレベル)です。「IELTS5.0=英検2級A合格程度」と考えていただくと良いでしょう。すでに英検を取得している方は、目標スコアに対する自分のレベルが分かりやすいですね。

あなた自身は、以下のどれに当てはまるでしょうか?自己診断してみてください。

・ ここ最近で英検2級以上を取得している方
→目標スコアまで近い位置にいます。(想定レベル:IELTS4.0以上)

・ 「高校英語はばっちり理解できており、英語の知識を応用できる」と自信のある方
→目標スコアまで近い位置にいると考えて良いでしょう。
(想定レベル:英検2級程度=IELTS4.0以上)

※現在の想定レベルが4.0以上であれば、次にご紹介する「学習のステップ1〜3」のうち、2と3をご参照ください。

・ 英検3級取得済みの方
→まだまだ中学校英語レベルです。目標スコアまでは相当の学習時間を要します。(想定レベル:IELTS3.0程度)

・ 英検3級未取得、中学英語すらあやしいと思われる方
→まずは中学英語の基礎から学び直しが必要です。じっくり時間をかけて目標スコアを目指しましょう。(想定レベル:IELTS3.0未満)

※現在の想定レベルが4.0未満の方は、次にご紹介する「学習のステップ1〜3」の1から始めてください。

自己診断が難しいという方については、インターネット上で無料のIELTS練習問題(スコア換算システム付き)がありますので、まずトライしてみてください。

リスニング練習問題:
http://www.examenglish.com/IELTS/IELTS_listening_part1.htm
※ Part1〜4をやってみてください(合計40問。時間の目安:30分)

リーディング練習問題:
http://www.examenglish.com/IELTS/IELTS_academic_reading1.htm
※Academic reading test6,7,8をやってみてください(合計40問。時間の目安60分)

以下のページより、練習問題の結果を入力して自分のバンドスコアの目安を知ることができます。(リーディングとリスニングのみ)
http://www.examenglish.com/IELTS/IELTS_Band_Score_Calculator.html

※ リーディングとリスニングの平均が4.0以上なら「学習のステップ2&3」、4.0未満なら「学習のステップ1→2&3」と進めてください。

1.3 目標スコアまでに要する学習時間を把握する

さて、ご自分の今のレベルが大まかに把握できましたか。こうすることで、目標スコアに対してこれからどの程度時間をかけて学習していくべきかの目安が分かります。

IELTSでOverallのバンドスコアは各セクションの平均値なので、Overallスコアを0.5上げるということは、理論的にはリーディング, リスニング, ライティング, スピーキングの各セクションでそれぞれ0.5ずつ上げなくてはならないわけです。この0.5アップのために、一般的には200時間の学習時間が必要とされています。

ここで一つ注意点ですが、200時間の学習時間については、しばしばclass room practice(=クラスの受講)の時間を指すと言われており、単に英語を勉強する時間ということではありません。つまり、きちんと目的に沿った勉強をしてはじめて意味のある数字となります。ですから、「単に英語を聞き流して200時間」や「フリートークのレッスンを受けて200時間」というのはここには当てはまりません。

あくまで理論上の数字なので実際は個人差が大きく出るのですが、目安としては以下のようになります。

【IELTS4.5を目標とする場合】

現在のレベル 必要な学習時間
英検2級/高校英語は確実(想定レベル:4.0) 200時間
英検3級/中学英語は確実(想定レベル:3.0) 600時間
中学英語もあやしい(想定レベル:3.0未満) 800時間以上

例:200時間の学習時間を確保するためのスケジュール一例

1日平均2時間を確保→週14時間
この場合、14週強(3ヶ月半程度)で200時間を達成

ご自分のレベルと目標達成までの学習時間の目安は把握できましたでしょうか。次の項からは具体的な学習法についてご説明します。

2、学習のステップ1:基礎力を付けることに徹する

ここでは、英語に自信のない方、中学英語レベル(英検3級程度)の基礎でもあやしいという方向けの基礎固めのための学習法をご紹介します。既に中学英語はばっちり押さえているという場合は、このステップは不要です。

このレベルの学習のポイントは、IELTSに特化した対策に入る前に「まずは徹底的に基礎を固める」という点に尽きるのではないでしょうか。以下の3つのポイントに沿って英語の学び直しをしましょう。

Ⅰ.中学英語の学び直し
Ⅱ.日本語の解説(と日本人講師)で学習効率を重視
Ⅲ.持っている知識を応用して基本単語を身に付ける

Ⅰ.中学英語の学び直し

アカデミック英語に取り組む前に、まずは一般英語の基礎をおさらいしましょう。かといって、中学の英語の教科書をやり直すということではありません。

また、中学生向けのNHK基礎英語講座も、とても良い教育コンテンツではあるのですが、これらは登場人物や話題が中学生向けになっているので、学び直しには適さない面があります。中学英語レベルの語彙(1,000語程度)と基礎文法を使って、一般的な日常生活を表現する例文が豊富に提示されているような教材がお勧めです。ここに1つご紹介します。

■中学3年間の英語を10時間でやり直す本

中学英語の学び直しテキスト・参考書はたくさん出版されていて、大きな書店ではこの種の書籍だけでもかなりの種類が置いてあります。実際に書店で手に取ってみて、自分に合ったものを探してみても良いと思います。まずは自分が興味を持って中学英語レベルの学び直しができる参考書を見つけ、取り組んでみてください。

参考書ではなく、ワークブック形式で問題を解きながら勉強したい方には、以下のような教材もあります。

また、英検3級は中学英語レベルとほぼ同等ですので、英検3級問題集を活用することもできます。

中学英語の学び直し参考書やテキスト、または英検3級練習問題で、8割程度を理解する(正解する)ことを目標に復習しましょう。8割理解できていれば、次のステップ(学習のステップ2)に進みます。

なお、本当に「からっきし英語ができない」、「学び直し参考書を見ても全く理解できない」という場合は、無理に独学にトライするより講師の指導を受けることをお勧めします。次にご案内する「」を参考になさってください。

Ⅱ.日本語の解説(と日本人講師)で学習効率を重視

中学英語の学び直しのポイントは、「日本語の解説」です。特に文法は、日本語で詳しく説明されているほうが効率良くしっくりと理解できるものです。段階的に英語のみで学ぶ環境に慣れることを目標にしつつも、今、試験対策のために中学英語を学び直すという状況下では、まずは効率を重視しましょう。先に紹介したような参考書やテキストを活用して、できるだけ短期間で中学レベルの復習を終えましょう。

なお、英会話学校などでは、ネイティブ講師がいることを売りにしていることが多いですが、特に初心者の学び直しの場合、日本人講師が断然お勧めです。日本語の文法と比較の上説明してくれたり、英単語とカタカナ英語との微妙なニュアンスの違いが分かったり、ネイティブ講師では説明しにくい部分を的確に指導してくれるでしょう。

ネイティブ講師が英語で説明をする場合、同じことを理解するのにも遠回りとなってしまい、余計な時間がかかります。この段階では、無理にオールイングリッシュにする必要はなく、まずはできるだけ効率よく基礎固めをすることに集中しましょう。ちなみに、この場合の講師はIELTS指導のできる講師でなくても大丈夫です。

Ⅲ.持っている知識を応用して基本単語を身に付ける

中学で学ぶ単語数は1,000語程度。全て一般的な日常生活で使われる頻度の高い基本単語です。これらの基本単語の中には、生活に密着して既に和製英語(カタカナ英語)として定着しているものが大多数を占め、少々復習すればすぐに使えるようになる単語が多いはずです。

「カタカナ英語=英語ではない」ので注意が必要ですが、カタカナ語の知識を応用して英単語の知識を固めていきましょう。

<中学3年生で習う単語例>

ticket = チケット
カタカナ英語との比較
・ 発音が異なり、“ティケッツ”に近い発音になる
・ コンサートや映画などのチケットのみならず、電車やバスの切符や飛行機の搭乗券などにも使う

copy = コピーする(動詞)
カタカナ英語との比較
・ 日本語で言うコピー機のcopyは、正しくはphotocopy
・ “コピペ”と言うように、copy and pasteで覚えると分かり易い

インターネットで「中学英単語」などと検索をかけると単語の一覧が見られますが、特に名詞はほとんどがカタカナ英語で聞き慣れている語彙です。なお、中学英単語の学び直し教材も出版されていますが、わざわざ単語だけの教材を購入する必要はありません。先に紹介したような学び直し教材の中に出てくる単語を確実に押さえていけば、基本単語1,000語はほぼ網羅できるでしょう。

3、学習のステップ2:IELTS対策に向けての準備

中学の英語が概ね押さえられたところで、今度はIELTS対策へ向けての準備をしていきましょう。

そもそもIELTSには2種類の試験があることを、ご存知でしょうか。GeneralとAcademicです。留学用は当然Academicのほうになりますので、IELTS対策はアカデミック英語の学習なしでは語れません。ただ、アカデミック英語と言ってもそう特殊なものではなく、高校英語のおさらいがそのままアカデミック英語学習の準備に繋がります。以下の3点をポイントとして、アカデミック英語を学ぶための基礎力を固めましょう。

Ⅰ.高校英語のおさらい
Ⅱ.英英辞書を活用する
Ⅲ.アウトプット(ライティングとスピーキング)の練習をする

Ⅰ.高校英語のおさらい

アカデミックな要素が全く無い中学英語に対し、高校英語になると、複雑な文法を使った構文を読み・書きしたり、長文読解も学術的な記事が入ってきます。高校英語は、中学レベルに比べてかなりアカデミックになります。高校で学ぶ英文法と語彙(3,000語程度)は、IELTSなどの長文読解問題を読み解くための基礎力となり、アカデミック・ライティングをこなすための土台ともなります。以下にご紹介するような高校英語の学び直し教材がお勧めです。

■カラー版 CD付 高校3年間の英語を10日間で復習する本

ちなみに、「10日間で」というタイトルが付いていても、日数にこだわる必要はありません。これを目安にしつつ、もっと時間をかけて復習していっても良いと思います。また、高校英語修了レベルはだいたい英検2級ですので、英検2級対策テキストに並行して取り組んでも良いと思います。
このレベルが概ね7割くらい理解できる(正解する)ようになったら、次のステップ(学習のステップ3)に進んでください。ただ、高校英語をしっかり押さえておくことはこの先の英語学習においても重要なので、7割理解で止めてしまうのではなく、この後もIELTS対策と並行してしっかり復習してください。

Ⅱ.英英辞書を活用する

普段、英英辞書を使うことはありますか?初級者であれば、きっと和英・英和のほうが分かりやすいとお考えと思います。この辺で是非、英英辞書を使うことに慣れていってください。特に高校英語の復習段階では、英英辞書の活用が良い学習効果をもたらします。

高校で学ぶ単語数は3,000語程度。結構なヴォリュームがありますが、高校時代(まだ高校生の場合は、これまで)は、単語を対和訳で暗記する学習法をとっていませんでしたか?IELTS試験で得点するためには、単語を英語の文脈の中で読み・聴いて理解し、また英語の文章にフィットする形で使えなくてはなりません。
そのためには、対和訳の暗記方式での単語知識では不十分なのです。高校英語で出てくる単語は既に一度は見聞きしているため、全て英語で解説されていてもなんとなく理解しやすいものです。高校英語の復習と英英辞書の活用を同時に進めていくと、抵抗感も少なく効率よく語彙力をつけられると思います。

なお、英英辞書といっても一般的な英語の辞典はお勧めしません。英英辞書には、ノン・ネイティブの学習者用に作られたものがあり、Learner’s dictionaryと呼ばれています。必ず、Learner’s dictionaryの中から選んで使いましょう。最近ではオンラインで無料で提供されているものもありますので、急いで購入する必要はありません。IELTSなので、イギリスの出版社のものが良いでしょう。以下、ご参考になさってください。

・ Oxford Learner’s Dictionary:
http://www.oxfordlearnersdictionaries.com/definition/english/

個人的にはCOBUILDがお勧めです。他の辞書とは全く異なる発想で語彙の解説がしてあります。

・ Collins出版COBUILD Learner’s Dictionaryが使えるサイト:
http://dictionary.reverso.net/english-cobuild

試しにいくつか同じ単語を両方の辞書で調べてみて、自分に分かりやすい解説のほうを選んで使うと良いでしょう。

先に紹介したような高校英語の復習本で出てくる単語をピックアップし、日本語訳だけでなく英語での説明も確認していきましょう。一番お勧めの方法は、自分で単語ノートを作り英語での解説、品詞、例文を書き込んでいくことです。

Ⅲ.アウトプット(ライティングとスピーキング)の練習をする

上記でご紹介した参考書や英英辞書の活用では、解説を読みこんだり、こつこつと語彙を調べたりという、知識を積み上げる学習が中心でした。英語の知識をインプットするだけでなく、アウトプット(自分で作文して発信)する力も必要です。バランス良く英語力を上げるためには、知識を取り入れることと並行してアウトプットする練習もしましょう。IELTS試験でも、必ずスピーキングとライティングで必要となってくるスキルです。

では、具体的にはどのように練習したら良いのでしょうか。まずは以下のような練習に取り組んでみてください。

・ 高校英語の復習で出てきた英文を何度も声に出して読み上げる
・ 教材に付属するCDなどを利用して声に出して読む練習をする
・ 少し単語を入れ替えてアレンジした文章を読み上げる
・ 単語を英英辞書で調べた際に、その解説と例文を書き写してみる
・ その単語が出てきたもともとの文章(参考書や問題集の中の文章)も、一文書き写す
・ 学んだ単語を使って自分でも文章を作ってみる
・ 自分で作った英文は声に出して読み上げる

ちなみに、先に紹介した2冊の高校英語学び直しの教材はどちらもCDが付いており、例文を聞くことができます。CDの音声の後についてリピートしたり、少しだけ遅れて発声するシャドーイング、聴きながら同時に読みあげるオーバーラッピングなどの練習にも活用してみてください。

アウトプットの練習はなかなか独学では難しい面もありますが、上記のような練習は一人でもできます。可能であれば、英語の先生や英語の得意な家族や友人などに時々見てもらいながら進めると良いでしょう。高校英語で出てくる構文や単語を書き写したりすることは、そのままアカデミック・ライティングで使えるスキルにつながりますし、自分で作文して声に出して読むことで、スピーキングの練習になります。

以上、高校英語の復習をしながらIELTS対策につながる学習を取り入れていく方法をご紹介しました。次のステップ(学習のステップ3)としては、IELTSに特化した対策方法をご案内します。

4、学習のステップ3:IELTSに特化した対策に取り掛かる

高校英語のおさらいが概ね(7割程度)進んだら、今度は実際の試験を意識してIELTSに特化した参考書・問題集などに取り組んでみましょう。ポイントは以下の3つです。

Ⅰ.日本語で解説してある参考書・問題集を使う
Ⅱ.自分で模擬試験の環境を作り取り組んでみる
Ⅲ.スピーキングとライティングの対策は講師の指導が効果的

Ⅰ.日本語で解説してある参考書・問題集を使う

高校レベルの英語が理解でき活用できるようになれば、IELTSで4.0くらいの実力が想定されます。この辺で、実際の試験を意識した対策を導入しましょう。まず最初に手にするIELTS対策本としては、日本語で解説がされているものがお勧めです。「ブリティッシュカウンシル公認問題集」は日本語で解説がついており参考書となるだけでなく、問題集としても取り組めます。初めてIELTSの試験勉強をする方にとっても比較的取っ付きやすく、効率良くIELTS試験の概要や注意点が把握できます。

IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集

Ⅱ.自分で模擬試験の環境を作り取り組んでみる

日本語の解説でIELTSの概要や問題形式が把握できたら、今度は模試に挑戦してみましょう。実際に受験する前に、必ず1、2回は模試をやってみましょう。前出のブリティッシュ・カウンシル公認問題集や、ケンブリッジ大学から出されている公式の過去問題集を活用します。

Cambridge IELTS 11 Academic Student’s Book with Answers with Audio: Authentic Examination Papers (IELTS Practice Tests)

(2016年6月時点での最新号=11)

各自、過去問題や模擬試験問題に取り組む際には、「正確に時間を計って取り組むこと」、「自宅ではなく場所を変えて、試験の雰囲気を感じられるところで受ける」ことをお勧めします。場所を変えるというのは、例えば図書館の個人自習スペースなどを活用するなどです。

また、実際の試験が、スピーキングを除いても2時間30分(L=30分、R=60分、W=60分)かかるので、各セクションを別々の日に分けてやるのではなく、同じ日に2時間半続けて時間を確保できるようにしましょう。こうすることで、体で問題に取り組むための時間配分などを覚えていくことができます。

つまり、試験におけるTime Managementのスキルが備わってくるのです。なお、IELTSは手書きで、鉛筆使用となっていますので、その点も普段から練習して慣れておいてください。

Ⅲ.スピーキングとライティングの対策は講師の指導が効果的

ここまでの対策をきちんとやれば、ILETS 4.5〜5.0は決して難しいレベルではありません。しかしながら、やはりスピーキングとライティングについては、模試をやっても自己採点が難しく、独学では限界を感じるかもしれません。
もちろん、これまでご案内したような対策を自分で行って、それだけで目標スコアを達成できる人もたくさんいます。ただ、不安があるようでしたら、スピーキングとライティングのテスト対策は講師のもとで指導を受けると良いと思います。

特にスピーキングは、限られた時間の直前対策だけでも大いに意味があります。IELTSのスピーキング試験方式に沿って、何度か講師と練習をすることで、効果が望めるはずです。講師を選ぶ際は、ネイティブ、日本人問わずIELTS対策のできる人が望ましいですが、そうでなくてもきちんと要望に応えてくれる講師であれば問題ありません。全て自分でやろうとして遠回りしてしまうよりは、効率良く対策できる道を選びましょう。

5、 まとめ

以上、今回は初級者レベルの方がIELTS4.5〜5.0を目指す際の対策法についてご案内いたしました。ご自身のレベルを把握した上で、スコア達成までの学習時間目安を参考に、学習計画を立てましょう。まずは中学校英語を学び直す基礎固め、次に高校英語の復習と応用、そしてIELTSに特化した対策というように、進めて行ってください。

今後はIELTS対策シリーズとして、セクション別の詳しい対策法なども掲載していく予定です。乞うご期待ください!

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