IELTS講師が教える7.0を得点するための対策方法のすべて

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海外MBAやイギリス、オーストラリアなどの大学院入学条件として一般的なIELTS7.0。
あなたがIELTS7.0を目指すのは、英/豪大学院留学、または英語圏に限らずヨーロッパのMBA留学などのためでしょうか。
最近では、2015年度より国家公務員試験にIELTSを含む外部英語試験の活用が導入されたため、そのためにIELTSを受験したいという方もいるかもしれません。

日本では一般へのIELTS認知度は低く、そもそもこの対策を教えられる英語講師が限られているので、試験対策に困っている人も多いはずです。
ここでは、そんな方々のためにIELTS7.0を攻略するための効率良い勉強法を、数々の受験者を指導してきた筆者が惜しみなくお教えします。
なお、IELTS6.5を目指す方も対策方法はほとんど同じなので、参考にしていただければと思います。

1、 そもそもIELTS7.0はどのくらい難しいの?

そもそも、7.0レベルはどのくらい難しいのでしょうか。以下、TOEICのスコアなどと比較しながら難易度についてご説明します。すでに受験したことのある方にとっても参考になると思いますので、ぜひお読みいただければと思います。

1.1 スコア対照表を用いたTOEICとの比較

早速ですが、あなたは巷に出回っている各種英語試験の対照表をご覧になったことがありますか?用いる対照表によって若干異なるのですが、ここではまず文部科学省が用いている表を元にした比較(抜粋)を見てみたいと思います。

英語
出典:各種英語試験対照表(文部科学省:2015年9月版):http://urx.mobi/uyXOより作表

この表で見るとIELTS7.0以上はTOEIC945点以上。確かに、相当な難易度ですね。

上記はCEFR(欧州言語共通参照枠)というヨーロッパの語学基準をもとにした比較なのですが、ネットで検索をかけると、これ以外にも異なる表が様々に見つかります。私が以前よく生徒さんたちにお見せしていた表では、「IELTS7.0=TOEIC900点以上」でした。
ほかにも、「IELTS7.0=TOEIC870〜970」となっている場合もあります。平均をとると「おおよそ900点以上レベル」というのが、一般的な目安かもしれません。

1.2 TOEICと比較する際の注意点

私が過去にお会いした生徒さんたちも、ビジネスパーソンや優秀な大学生などが多かったので、TOEICの高スコアをお持ちの方もたくさんいらっしゃいました。
日本ではTOEICが一般的なので、どうしてもTOEICとの比較をする機会が多いのですが、ここに大きな落とし穴があります!
これらのスコア対照が示しているのは、TOEIC x x x点以上の英語力のある方がIELTSを受験すると7.0レベルが期待できるということでは無いのです。

実際に、TOEIC900以上のビジネスパーソン達でそれなりに英語力に自信のある方々でも、IELTSを受けてみたら5.0〜5.5程度だった(!)さて、どうしよう、というようなケースを私はたくさん見てきました。
そもそもTOEICはビジネス英語、しかも基本的にインプット型の英語(リーディングとリスニング)なので、アカデミック英語4技能(読む、書く、聴く、話す)を試すIELTSとは、全く種類の異なる英語試験なのです。
例えて言えば、陸上競技で走り高跳びの優秀な選手が、しもハードル走でも同じくらい高成績とは限りませんよね。それと同じことなのです。

1.3 IELTSに特化した対策の必要性

以上、TOEICと比較しつつIELTS7.0の難易度とTOEICとの根本的な相違点についてご説明しましたが、特に要注意なのは、TOEICに特化した対策の結果、高スコアが取れた人です。

巷にはTOEIC対策の本や講座があふれていますが、このテストに特化した出題内容とテクニックの訓練をしてようやく高スコアを達成したという方は、IELTSを受けてみると対照表とはケタ違いに低い成績を取る可能性が高いと思われます。
逆に、対策なしでTOEICを受けてみたら900点以上取れたという人なら、おそらく高い基礎力をお持ちでしょうから、IELTSに挑戦してもある程度の高スコアが望めるのではないでしょうか。

ただし、例えTOEIC満点であっても、IELTSを受けて7.0以上取れるとは限らないのです。ちなみに英検ですと、IELTS7.0は1級レベル。英検1級の合格率は10%前後なので、それなりに英語力のある人が頑張って勉強して受けても10人に1人合格できるかどうかといったところです。IELTS7.0はそれと同等の難易度ですから、どれだけ難しいかお分かりいただけるかと思います。英検1級の出題内容はIELTSと類似する部分もありますので、スコアの比較も参考になると思います。ほかに、TOEFLもアカデミック英語4技能の試験なので、対照表が参考になります。

いずれにしても、7.0は相当な難易度なので、やはりIELTSに特化した対策を行うことがスコア達成への近道となるでしょう。
次の項からは、具体的な勉強法についてご案内してまいります。

2、 まず、最初にすべきこと

さて、それではIELTS7.0を目指す対策法は、どのように取り組んだら良いのでしょうか。ひと口に7.0攻略法と言っても、当然ながら勉強開始時の英語力によって大きく異なってきます。従って、効率良い勉強法のためには、まずは自分がどのレベルにいるのかを把握することが一番大事です。

2.1 まずは「上・中・初級」のどのレベルか把握

ご自身が以下のどのレベルに該当するか、考えてみてください。次の項で上・中・初級者別の対策法をご案内しますので、あくまでそのためのレベル分けです。上、中、初級の分け方は曖昧な部分も多いので、普遍的・決定的なものではありません。効率良い対策のための第一ステップとお考えください。

「上級者」に該当する方
・IELTS受験経験あり、6.0レベル取得できている人
・英検1級取得済み、もしくは1級1次合格、準1級でA合格している人
TOEIC800点台以上の場合→ウェブ上のIELTS練習問題(後述)に取り組み、リーディングとリスニングで6.0以上であれば、ここでいう「上級者」に該当します。それに満たない場合は「中級者」向け対策が適しています。
「中級者」に該当する方
・ IELTS受験経験あり4.5〜5.5レベルの人
・ 英検準1級または2級取得済みの人
TOEIC500〜700点台の場合→ウェブ上のIELTS練習問題(後述)に取り組み、リーディングとリスニングで4.5以上であれば、ここでいう「中級者」に該当します。それに満たない場合は「初級者」向け対策が適しています。
・ 英語テスト未受験で、参照するスコアがない場合→ウェブ上のIELTS練習問題(後述)に取り組み、リーディングとリスニングで4.5以上であれば、ここでいう「中級者」に該当します。それに満たない場合は「初級者」向け対策が適しています。
「初級者」に該当する方
・英語自体に苦手意識がある、中学英語も少々あやしいと思われる人
・ ウェブ上のIELTS練習問題(後述)に取り組み、リーディングとリスニングで4.5に満たない場合
初級者の場合は、まずはIELTS5.0程度を目指し基礎固めから始めることをお勧めします。
「IELTS4.5〜5.0を目指す方向け対策法」については、こちらをご参照ください。

2.2 IELTS無料練習問題ご紹介

ここでは、前述のオンライン無料練習問題についてご紹介します。
公式のものでは無いのですが、海外のサイトには多くのIELTS練習問題があります。「IELTS practice test」と検索をかけてみると、様々なfree practice testsのサイトが見つかります。無料で手軽に模擬試験を受け、問題傾向や自分がどの程度正解できるかを把握できる良いツールですので、活用してみてください。

スピーキングとライティングは自己採点が難しいのですが、リーディングとリスニングは自己採点の上、採点結果をIELTSバンドスコアに換算して、おおよそのバンドスコアを知ることもできます。以下のサイトでは、それぞれのセクションの模擬試験をオンラインで受け、自分でリーディングとリスニングの点数をバンドスコアに換算することができまずので、ぜひトライしてみてください。

・リスニング練習問題
http://www.examenglish.com/IELTS/IELTS_listening_part1.htm
※ Part1〜4をやってみてください(合計40問。時間の目安:30分)
・リーディング練習問題
http://www.examenglish.com/IELTS/IELTS_academic_reading1.htm
※Academic reading test6,7,8をやってみてください(合計40問。時間の目安60分)
ライティングとスピーキングの練習問題も提供されています。
ライティング
http://www.examenglish.com/IELTS/IELTS_Academic_writing.html
スピーキング
http://www.examenglish.com/IELTS/IELTS_Speaking.htm
どんな問題が出されるのか、試してみてください。
自分の回答を模範回答と比較することができます。
・バンドスコアへの換算ページ
http://www.examenglish.com/IELTS/IELTS_Band_Score_Calculator.html

3、 スコア達成までの学習時間について

さて、ご自身の現在の英語レベルは把握できましたか。次は、あなたのレベルからIELTS7.0達成までにどのくらい学習したら良いかという、目安をお教えします。

ちなみに、IELTSでOverallのバンドスコアは各セクションの平均値なので、Overallスコアを0.5上げるということは、理論的にはリーディング, リスニング, ライティング, スピーキングの各セクションでそれぞれ0.5ずつ上げなくてはならないわけです。
この0.5アップのために、一般的には200時間の学習時間が必要とされています。

例えば、大学院の入学条件が7.0であった場合、6.5のスコアを提出することで事前の英語コース(Pre-sessional course)を受講・修了後に入学許可が出るという条件付き合格がありますが、こういったPre-sessionalコースも、多くは、「200時間受講して0.5の不足分を満たす」という考え方を元にコースが構成されています。

〈例:入学基準7.0の場合〉
・ Pre-sessionalスタート時のスコア:6.5
・ 週25時間×8週間(計200時間)の英語カリキュラムを受講

・ 修了時レベル=7.0相当

ここで一つ注意点ですが、200時間の学習時間については、しばしばclass room practice(=クラスの受講)の時間を指すと言われており、単に英語を勉強する時間ということではありません。
つまり、きちんと目的に沿った勉強をしてはじめて意味のある数字となります。ですから、「単に英語を聞き流して200時間」や「フリートークのレッスンを受けて200時間」というのはここには当てはまりません。

では、IELTSスコア達成のための目的に沿った学習法とはどんなものなのか、この次の項でご説明します。

4、レベル別の勉強法〜3つの対策ポイント

ここでは、現在の英語レベル別にIELTS7.0攻略法をご案内します。

前出「2、まず最初にすべきこと」の項で:

・上級者および中級者に該当する方
→それぞれのレベルに分けて、3つのポイントを示しながら対策法をご案内します。以下、ご参照ください。

・初級者に該当する方
→まずは基礎を固め、最初の受験で4.5以上取れることを目標に学習しましょう。「IELTS4.5〜5.0を目指す方向けの対策法」をご参照ください。

(1)上級者向け対策法
– 既にIELTSや他の英語試験である程度高スコアを取得済みの方など(IELTSスコア目安6.0程度)

既に6.0レベルをお持ちの方は、基礎力の充分備わっている方です。対策としては、「IELTS試験問題に特化した勉強」をやっていきましょう。そのために必要なポイント3つを、以下にご紹介します。

Ⅰ.過去問/問題集にできるだけ多く取り組む
なんと言っても、一番お勧めなのが公式過去問題集です。
IELTSはケンブリッジ大学の英語教育部署で作問されていますので、ケンブリッジ大学から出版されている公式問題集は、IELTS対策のためにはmustと言えます。まずは最新号から取り掛かり、終了するごとに前の号を購入していけば良いでしょう。(※2016年6月時点の最新号は11です。)


1冊に4回分の試験問題が収録されているので、1回分2時間45分×4=11時間で1冊が終了することになりますが、まず最初は時間にとらわれ過ぎずにじっくり取り組んでみるのが良いと思います。また、一番大事なのは答え合わせと間違えたところの見直しですから、まずは1冊、丁寧に取り組んでみてください。1、2回分は時間にとらわれずじっくり解いてみて、次の3、4回目の過去問は、模試として時間を測って取り組むと良いでしょう。

Ⅱ.IELTSで出やすいアカデミック英語のヴォキャブラリーを着実に押さえる

さて、そもそもIELTSには2種類の試験があることを、ご存知でしょうか。GeneralとAcademicです。

留学用は当然Academicのほうになりますので、IELTS対策としてはアカデミック・ヴォキャブラリーを習得することは最重点項目の一つです。リスニングとスピーキングはGeneralもAcademicも同じテスト内容で、異なるのはリーディングとライティングのみです。したがってアカデミック・ヴォキャブラリーの習得は特にリーディングとライティングセクションで大いに役立つことになります。

それでは、アカデミック・ヴォキャブラリーの習得のためには何をすれば良いのでしょうか。ずばり、先ほどご紹介した過去問題集をベースにやるのが一番です。過去問のそれぞれのセクションで、新出の単語を毎回しっかり押さえ、記録していきます。

原始的なやり方ですが、私個人的にお勧めのやり方は、小さめのノートに単語を書き出し、意味、品詞、用法(例文)などを丁寧に書き込んでいきます。その際、ILETSの問題に出てきた一文とその前後の文章も例文のところに付け加えておいてください。そうすることで、後で振り返ったときに「こういった文章・文脈の中で使われていた」ということが思い出されて、単語が定着しやすくなります。

なお、特に文章量の多いリーディングセクションでは多くの新出単語が出てくると思いますので、勉強の仕方には注意が必要です。IELTSのリーディング問題は、実際に出版などされた各学術分野の文章から抽出されていますので、時折、専門分野の多少マニアックな単語が混ざっていることがあります。ただし、専門的すぎる単語は、通常は設問の解答には関わってこないはずですので(つまり、その単語の意味がわからなくても正解できるということ)、そのような専門的な単語が出てきた場合は、ノートには書き留めず、その場限りで忘れ去ってしまっても大丈夫ですよ。

なお、この手書きノートですが、普段パソコンやスマホに慣れている人が多いと思うので面倒に感じるかもしれませんが、IELTS試験自体がすべて手書きで回答を記入し、エッセイも手書きというスタイルになっているので、英文を書き出すことに慣れておくことは、試験対策にも役立つと思います。

過去問題からの語彙抽出だけでは不安という方、そのような場合は、IELTSに特化したヴォキャブラリーのワークブックがありますので、これも併用していただくと良いでしょう。


こちらは上級者向けのテキストで、6.5以上を目指す人をターゲットにしています。同じシリーズでもう少し一般的なレベルのテキストもあります。

Ⅲ.可能な限り、臨場感のある環境で模試(過去問など)を受け、テスト方式に慣れる

(Time Management スキルを身につける)

各自、過去問題や模擬試験問題に取り組む際には、「正確に時間を計って取り組むこと」「自宅ではなく場所を変えて、試験の雰囲気を感じられるところで受ける」ことをお勧めします。

場所を変えるというのは、例えば図書館の個人自習スペースなどを活用するなどです。また、実際の試験が、スピーキングを除いても2時間30分(L=30分、R=60分、W=60分)かかるので、各セクションを別々の日に分けてやるのではなく、同じ日に2時間半続けて時間を確保できるようにしましょう。こうすることで、体で問題に取り組むための時間配分などを覚えていくことができます。つまり、試験におけるTime Managementのスキルが備わってくるのです。なお、IELTSは手書きで、鉛筆使用となっていますので、その点も普段から練習して慣れておいてください。

さて、いかがでしたでしょうか。上述の3つのポイントを押さえて、ぜひ効率良い対策を進めて行ってください。なお、6.0レベルの方が7.0を達成するために必要な学習時間の目安は400時間です。

例:1日平均2時間強を確保→週約15時間
この場合、27週程度で400時間を達成しますので、6〜7ヶ月間ですね。半年程度を目標に、今日から始めてみましょう!

(2)中級者向け対策
− 英語の基礎は問題なし、高校英語レベル程度の方(目安:英検2級、IELTS4.5〜5.5)

中学英語の基礎レベルはばっちり、高校英語も概ね押さえている方が、このレベルに当てはまると思います。IELTSでいうと4.5〜5.5くらいのレベルです。私の個人的な、ざっくりとした印象ですが、普通科高校の3年生くらいで英語が得意という子がILETSを受験すると、4.5〜5.0くらい取れるケースが多いかなと思います。英検だと、準2級の上のほう〜2級レベルくらいです。

Ⅰ. 日本語で解説されている参考書などを活用する
中級者向けの対策として上級者と異なる点、それは、日本語による解説で効率を上げることです。

高校英語レベルくらいだと、まだまだ英語によるインストラクションや説明に難しさを感じるかと思います。IELTS対策に特化し、試験内容や対策法について日本語で解説されているテキストは、対策の効率を上げるのに有効です。IELTS独特の問題傾向や解答に関する解説などを日本語で読んで理解することで、遠回りすることなく、すんなりと、必要なことが何なのかわかるので、無駄が省けます。まずはIELTS対策の第一歩として、以下に紹介するブリティッシュ・カウンシル公認の問題集を手に取ってみましょう。問題集のみならず、日本語の解説が付いているので、効率良く対策すべきポイントがつかめると思います。

Ⅱ.過去問/問題集にできるだけ多く取り組む

このレベルの方にも、前出のケンブリッジ大学出版の公式過去問題集は、まず第一にお勧めします。まずは最新号(2016年6月時点での最新号=11)だけでも、購入してやってみてください。1冊に4回分の試験問題が収録されているので、1回分2時間45分×4=11時間で1冊が終了することになりますが、まず最初は時間にとらわれ過ぎずにじっくり取り組んでみるのが良いと思います。また、一番大事なのは答え合わせと間違えたところの見直しですから、まずは1冊、丁寧に取り組んでみてください。1、2回分は時間にとらわれずじっくり解いてみて、次の3、4回目の過去問は、模試として時間を測って取り組むと良いでしょう。

過去問集と併せて、同じケンブリッジ大学から出版されている、IELTSに特化したヴォキャブラリーのテキストがありますので、こちらも並行して取り組むと良いでしょう。

Ⅲ.可能な限り、臨場感のある環境で模試(過去問など)を受け、テスト方式に慣れる
(Time Management スキルを身につける)

この点も上級者向けの対策と同様です。できる限り臨場感のある環境を作って過去問題に取り組むようにしましょう。各自、過去問題や模擬試験問題に取り組む際には、「正確に時間を計って取り組むこと」「自宅ではなく場所を変えて、試験の雰囲気を感じられるところで受ける」ことをお勧めします。場所を変えるというのは、例えば図書館の個人自習スペースなどを活用するなどです。また、実際の試験が、スピーキングを除いても2時間30分(L=30分、R=60分、W=60分)かかるので、各セクションを別々の日に分けてやるのではなく、同じ日に2時間半続けて時間を確保できるようにしましょう。リスニング→リーディング→ライティングの順番を守ることもお忘れなく。こうすることで、体で問題に取り組むための時間配分などを覚えていくことができます。つまり、試験におけるTime Managementのスキルが備わってくるのです。なお、IELTSは手書きで、鉛筆使用となっていますので、その点も普段から練習して慣れておいてください。

さて、3つのポイントにつき、ご理解いただけましたでしょうか。ちなみに5.0レベルの方が7.0に到達するまでには、800時間の学習時間が必要とされます。1日平均2時間強の学習時間を確保すると、1年強です。1年くらいかけて目標スコアに到達するよう、計画的に進めましょう。

(3)初級者向け対策法について
− 中学英語もあやしいという方(目安:英検3級、0以下)

最後に、英語に自信のない方、中学英語レベル(英検3級程度)の基礎でもあやしいという方向けの対策法についてです。中学英語をだいたい押さえるとIELTS3.0くらい(英検で3級程度)。ここから7.0を目指す場合、理論的には実に1,600時間もの学習時間が必要となります。中学英語もあやしいという方は、「まずは徹底的に基礎を固める」という点に尽きるのではないでしょうか。英語の基礎固めについては、英語初心者でも大丈夫!IELTS4.5〜5.0を絶対に達成できる勉強法をご覧下さい。

4、まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。今回は7.0を目指す方向けに、難易度の解説から、自分自身のレベルを把握することについての説明、そしてレベル別の勉強法といった流れでご説明しました。少しでもお役に立つ情報がありましたなら幸いです。

今回ご紹介した対策法に取り組むことで、IELTSスコアは向上していくことと思います。ただ、やはりスピーキングとライティングについては自己採点が難しい分野となります。自主学習によって語彙力や全体的な英語力が伸びるので、もちろんスピーキング力とライティング力も向上していくことは間違いありません。しかしながら、やはり独学には限界のある分野です。スピーキング、ライティングにおいて専門的な指導のできる講師のレッスンを受けることで、更に効率が上がることでしょう。独学で学べる部分は自分で取り組み、専門家の力を借りるべきところは講師に頼る、と割り切ることも大切です。

最後までお読みいただきありがとうございました!今後、目標スコア別の攻略法、セクション別の詳しい対策法など、IELTS対策のシリーズを掲載する予定ですので、ぜひまた覗いてみてくださいね。

著者-writer-

IELTS担当講師

究進塾の英語講師。 IELTS対策、留学準備英語、英文エッセイ等を担当。 イギリスの大学・大学院に留学経験あり。英国バーミンガム大学応用言語学修士号取得。

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