受験勉強に集中するための食べ物とは?
受験勉強において、長い時間勉強することは重要ですが、集中して勉強することも非常に重要です。「質より量」「量より質」と言ったりしますが、受験勉強においては量も質も重要だと考えます。
しかし、長い時間勉強していると疲れてきますし、集中力が欠けてくることもあるでしょう。今回は、勉強の集中力を高めるための食べ物を紹介していきます。
目次
1.受験勉強の集中力を高める食べ物①:チョコレート
まず一つ目に、勉強の集中力を高める食べ物として紹介するのは、チョコレートです。受験当日にチョコレートを食べている受験生もたくさんいるほど、集中力を高めるための鉄板食べ物になっています。
チョコレートには、脳のエネルギー源になるブドウ糖がたくさん含まれています。また、集中力を高める作用のあるカフェインの一種、テオブロミンも含まれています。
チョコレートを食べると、食後20分〜30分ほどで集中力が高まってくると言われています。即効性が高いので、勉強中の机の端に置いておくといいでしょう。
2.受験勉強の集中力を高める食べ物②:あんこ
続いて紹介するのは、あんこです。あんこもチョコレートと同様に、脳のエネルギー源になるブドウ糖が豊富に含まれています。
また、あんこは糖分をエネルギーに変える作用のあるビタミンB1が豊富で、チョコレートよりもカロリーが低いため、女子には嬉しいかもしれません。
3.受験勉強の集中力を高める食べ物③:ドライフルーツ
続いて紹介するのは、ドライフルーツです。
脳にエネルギーを届けようと甘いものをやみくもに食べてしまうと、インスリンがたくさん分泌されて眠気が襲ってきます。そのインスリンが分泌されにくい糖分が、ブドウ糖などの果糖なのです。
ドライフルーツはフルーツなので、果糖が豊富に含まれています。それに加えて、ドライフルーツは噛み応えのある食べ物なので、たくさん唾液が分泌されます。唾液の分泌によって集中力が高まるので、その面でもドライフルーツはぴったりだと言えるでしょう。
特におすすめのドライフルーツは、キウイ、マンゴー、りんご、オレンジです。
4.受験勉強の集中力を高める食べ物④:たまご
4つ目に紹介する食べ物は、たまごです。今まで甘いものばかりを紹介していたことに加え、脳のエネルギー源がブドウ糖などの果糖であることを考えると、ここでたまごが紹介されるのは意外に感じるかもしれません。
確かにたまごは脳のエネルギー源である果糖を含んでいるわけではありませんが、脳内の神経伝達をスムーズにする「卵黄レシチン」という成分を豊富に含んでいます。
卵黄レシチンには、集中力はもちろん、記憶力や認識力、判断力などを高める効果があります。
生卵のまま食べるのは現実的ではないと思うので、ゆでたまごやスクランブルエッグなどにして食べるといいですね。
5.受験勉強の集中力を高める食べ物⑤:ガム
続いて紹介するのはガムです。ドライフルーツの時に紹介したように、唾液が分泌されると集中力が上がります。
サッカー選手やプロ野球選手がガムを食べながらプレーしているのを見たことがあるかもしれませんが、あれは集中力を高めるためなのです。
また、何かを「食べる」となると必ずカロリーを摂取することになってしまいますが、ガムは飲み込まないのでカロリーを気にする必要がありません。女子にとっては嬉しいかもしれませんね。
ぜひ勉強のお供にガムを食べてみてください。
6.受験勉強の集中力を高める食べ物⑥:ナッツ
最後に紹介するのは、ナッツです。ナッツといえば、ピーナッツやカシューナッツなどが有名ですね。
これらのナッツ類には「レシチン」や「コリン」などの脳機能を活性化する性質のある成分が含まれています。
また、ナッツ類は血糖値を徐々に上げる作用もあります。血糖値が急激に上がると眠くなってしまいますが、徐々に上がると脳にエネルギーを届けることができるからです。
ナッツ類は意外とカロリーが高いので食べすぎには注意ですが、ぜひ勉強のお供に取り入れてみてください。
7.まとめ
今回は、受験勉強を集中して行う上でおすすめの食べ物を紹介してきました。
勉強の質を上げるためにぜひ取り入れてみてください。
くれぐれも、食べすぎには注意しましょう。