都立高校の入試のしくみ①

260px-東京都立西高等学校4

みなさん、こんにちは。

さて、今日のテーマは…

【都立高校の入試制度】についてです。

都立高校の入試には、「推薦に基づく入試」と「学力検査に基づく入試」の二つがありますが、今後は主に「学力検査に基づく入試」について、説明します。

「学力検査に基づく入試」は、平成31年2月22日、みなさんが志望校へ実際に行って受検するテストのことです。いわゆる、「入試」と聞いたらイメージできますね。

「…え?でも、試験で点を取ればいいんじゃないの?」と思った人もいるかもしれません。

しかし、それは半分正解、半分は不正解です。

なぜかというと、都立高校の受検については、その「点数」が重要になるからです。

多くの私立高校であれば、一般入試では英語・数学・国語のテスト。それぞれ100点満点だから、合計300点満点。という学校が多いと思います。

ですが、都立高校の場合は、少し計算が複雑です。

それは、いわゆる入試日に受けるテスト、つまり入試の得点(①学力検査)に加え、

学校でつけられた成績が合算されるからです。

その学校でついた成績のことを、「②調査書点」といいます。

(「内申」のほうがイメージしやすい、という人もいるかもしれません)

「では、どうやって合格が決まるの?」…ということですが、次の図を見てください。

都立

(東京都教育委員会HPより)

学力検査と調査書の比率が【7:3】となっています。つまり、テストが全体の7割を占め、学校の調査書が残り3割を占めるのですね。そして絶対に知っておいてほしいことは、【都立高校入試は1,000点満点】ということです。それを頭に入れて、続きをお読みください。

①まず、学力検査の点数は700点です。覚えてください

「えっ?100点満点が5科目で、500点じゃないの?」…と思った方、鋭い!

実は、テスト自体は100点満点×5科目=500点満点なのですが、

東京都では700点満点にするために、得点を1.4倍しています。

たとえば、次のような得点を取ったとすると…

英語 数学 国語 社会 理科
75 80 70 90 85

合計すると75+80+70+90+85=400点、となるのですが、これを

1.4倍

⇒ 400×1.4=560 が、学力検査の点数です。

②これに、「調査書点」を加えるのですが、ここでも注意が必要です。

調査書点は300点満点です。これも覚えてください

「えっ?でも、オール5でも5×9=45点じゃないの?」そう思った方、やはり鋭い!

実は、調査書点の場合、テストが課される5教科(英数国理社)はそのままで、

実技4教科(保健体育・美術・技術・音楽)は2倍されます。覚えてください

すると、仮にオール4だった受験生だと、何点になるのか、計算してみましょう。

5教科(英数国理社) 実技教科
4×5=20 4×4 ×2=32

合計、20+32=52 点となりました。

こうやって、5教科はそのまま合計し、実技教科は合計して2倍すると、65点満点になります。こうして計算して出した点数のことを、「換算調査書点」とか「換算内申点」と呼びますので、知っておいてください。

今回、オール4だと、65点満点中、52点持っているということです。

さらに、これを300点に換算します。

52÷65 ×300 = 240 点

ここでは、次の式(調査書点・内申点を「点数にする式」)を覚えておくとよいでしょう。

   自分の換算内申÷65 ×300= 調査書点(300点満点)

これでようやく、試験での総合得点がわかりました。

学力検査 560点+調査書点 240点= 800点(1,000点満点)

実際には、(株)進学研究会主催の「Vもぎ」や(株)創育主催の「Wもぎ」という模擬試験を何回か受けて、自分が何点ぐらい取れているのか?ということを考えていかなければいけません。または、上記の二社は「合格ライン」というデータを持っているので、過去の問題を解いてみて、自分が取った点数から合格・不合格を出すこともできます。詳しいことは学校の先生や、塾の先生に聞いてみてください。

次回は、「推薦に基づく選抜」についてお話します。

※参考リンク

東京都教育委員会
株式会社進学研究会 「Vもぎ」
株式会社創育(新教育) 「Wもぎ」

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さくさく編集員

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