17歳のカルテ

医大生日記

こんにちは。
本日は、今週末に見たDVDのご紹介です。

「17歳のカルテ」という映画をご存知でしょうか?
この映画は “境界性人格障害” と診断された少女、スザンナ・ケイセンが
精神病棟で体験したことを記した自伝をもとに制作されたノンフィクションの
映画です。

主役のスザンナ役とプロデューサーは自身も入院歴があるという
ウィノナ・ライダー(Winona Ryder)がつとめ、
まだ若いころのアンジェリーナジョリーなど、豪華な女優陣が
そろって出演しているところも見所のひとつかもしれません。

今大学では、精神科の授業がはじまっていて、
“パーソナリティ障害” についての講義の際に
先生が紹介してくださったことがきっかけで見てみました。

今まで、精神疾患、精神病棟という言葉を聞くと、
なんだか怖い、と感じたり、あまり自分とは関係のない世界?
と感じたり・・・というのが正直なところでしたが、

この映画を見て感じたのは、

そこには10代を悩みながら生きている少女たちのリアルな
描写があり、
その姿は程度の大小こそあれ、
なんら私と変わらないのではないか、
という感覚でした。

そして、最後に1年間の精神病棟での生活を終え、
退院したスザンナの姿に、

あらためて、「病気」であって、
怠けてるとか、性格が悪いとか、頭がへんになっちゃったとか

そんな言葉で片付けるのではなく、
治療の対象として、必ずよくなっていくんだ
ということを知りました。

また、さらに感じたのは、「精神疾患」
とは社会が変われば定義も変わる可能性があるということ。

この映画に描かれているのは、
1960年代のアメリカの精神病棟でしたが
70年代に入ると、映画にでてきた
長期で入院していた少女たちの多くは退院し、
社会復帰していったそうです。

最後にスザンナが
あの1年はなんだったんだろうか?
私が異常だったのか
世界が異常だったのか

という言葉を残していますが、
「異常」とはなんなのか
「正常」とはなんなのか

病気だから不幸せなのか
外(精神病棟)の世界に出れば幸せになれるなんて
そんなの幻想じゃないか
ここで見つけられない幸せは、
外でだって見つからないんじゃないか

という言葉が印象的でした。
ちょっと重めの映画ではありますが、
自分や社会、幸せという概念など
本当に色々と考えさせられる映画でした。

気になる方は見てみてください!

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