OSCE患者役を体験!
ニュースを見ると、関東のほうは雪が大変だったんだな~みんな大丈夫かなぁ。と心配していた2月でしたが、
テストに追われているうちに、あっという間に3月
今回は4回生の終わりに受けるOSCE(オスキー)というテストについてご紹介したいと思います。
OSCEとは臨床実技試験のことで、
国試のようなペーパー試験とは異なり、
実際に患者(役)に対して、基本的な手技や問診を行えるかどうかという
実技を見る試験になります。
ヨーロッパやアメリカではかなり昔から
導入されているプログラムなのですが、
日本では、2005年から正式に全国の医学生に対して実施されるようになりました。
現在では、医学部の他にも、歯学部、薬学部などでも
OSCEが実施されています。
(一部看護学科や栄養学科などで実施することもあるようです。)
私はまだ3回生なので、受験するのは来年なのですが、
私の大学では毎年患者役に3回生がボランティアで参加することになっていて、
今回、私はOSCE患者役、やってまいりました
腹部、頭頸部(頭と首あたり)、救急・・・など
セクションがいくつか分かれていて、
受験生(4回生)は各セクションの教室を回りながら受験する
という試験になります。
詳しい内容はBlogには書けないのですが、
自分自身、来年受験するわけなので、
先輩方の実技を患者役として見れる、貴重な機会となりました
特に、いわゆる決まったやり方をビデオとかテキストで学ぶ手技
(瞳孔を確認するとか、意識の確認の仕方とか)
が多いと思うのですが、
受験生によって微妙にやり方が違ったり、
声の掛け方や順番が違ったり、
それによって受ける印象や患者側の気持ちも変わるな~
ということを実際に体験し、
自分だったら、どうされたいかな、
自分だったらどんな医者でありたいかな、
ということを考えさせられる時間でした。
来年のOSCE、今から少し楽しみになった、
患者役体験でした