田村の〈本音で迫る文学史〉 (受験面白参考書)
近現代文学史(明治以降)に特化した読み物型の本。
この分野を入試に露骨に出してくるのは、文系私大や、埼玉医大の小論文(という名の現代文+常識テスト)だが、現代文・小論文用の背景知識を仕入れる目的にも有効。
読み物として本当にすらすら読めて、大幅に知識アップできるので、受験生にはまさにうってつけである。
受験生の大半はこの分野の知識が不足(というかほぼゼロ)なので、読んでおくだけで大いに差がつく。
社会人向けに一般書としてもそのうち改訂で出るのではなかろうか?