OSCEも終わり・・・
5年生の臨床実習に入る前に、4年生の最後にはOSCEと呼ばれる試験があります。
具体的には、
救急だったら、目の前で倒れている人の応急処置の方法やAEDの使い方を身につけたり、
頭頸部の診察だったら、目、鼻、口、頭、リンパ、甲状腺の基本的な検査の練習をしたり、
だったら、模擬患者さんと呼ばれる患者役のトレーニングを積んだ方と実際に診察を進めていく会話の練習をしたり。
今まで“バビンスキー反射”、とか“指鼻指試験”、といった単語は覚えていても、
実際にどんな検査なのかよくわかっていなかった、
という項目を実際に行なっていく中で、少しずつ臨床に近づいているんだな~ということを感じられる日々でした。
医学部は座学は4年生までで、
OSCEを通過し、5年生になったら基本的にポリクリと呼ばれる
病院実習に切り替わります。
白衣を着てしまえば、患者さんからみたらみんなお医者さんに見えるもの。
(特に私をはじめ、学士編入や再受験で入った人たちなんかは下手すると研修医の先生方よりも先生っぽく見られてしまうこともあるとか(笑))
病院のスタッフの1人として、
ご迷惑をかけないよう、1社会人であった自分を思い出しつつ、
社会人の自覚を持ちつつ、ポリクリにのぞめたらいいなと思っています。