受験勉強に英会話を活かす方法!英語勉強法-4
今日は、「受験勉強に英会話を活かす方法」について書きたいと思います。
「受験勉強に英会話が役に立つ」と言ったら、みなさんはどう思うでしょうか?
「嘘でしょ」と思うんじゃないでしょうか?実際、入試には英語を話す能力(=スピーキング力)を問うテストはないですし、ほとんどの学校では「英会話」の授業はありません。
でも、それは「やるのが大変だから」です。
入試でひとりずつの「スピーキング力」を図るためには生徒一人ずつの面接が必要ですし、学校の授業でも集団授業でスピーキングを教えていくのは難しい。
なので、現実に学校で行われるのはCD音声を聞く、先生の後にみんなで復唱する、ぐらいです。
ただ、実際、英語は言葉ですから「書く」「読む」と同じくらい「聞く」「話す」は大切なんです。
そして、英語ができない生徒の多くは、「読む」(「見る」と言った方が正確かもしれません)ばかりの勉強になっています。
逆に「聞く」「話す」を中心に勉強している生徒はほとんど見かけませんが、留学経験あり、帰国子女の人は「聞く」「話す」の経験が多いので、それが英語力の差を生んでいると言ってもよいでしょう。
そこで、英語力向上には英会話が大切だ、という話になるんですが、それでも「受験勉強には必要ないでしょう」という意見の方がほとんどです。
その理由は「英会話をやれば英語力が伸びるのは理解できるけど、受験で点とるための英語とは程遠い」というものです。
たしかに、それは一理あります。
いわゆる英会話の初心者向け教材は、A君とBさんの会話文からできているものが多いので、「大学入試では会話表現問題にしか直接役に立つことはない」ということです。
その通りです。ただ、それは会話文を教材にした場合です。
そこで究進塾では「受験勉強に役立つ英会話」を進めています。それはどういう方法か?については次回書きたいと思います。